●短期見通し原油、需給緩和で下値不安を維持=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しの織り込みが優勢になる見通し。相互関税によって世界経済の先行き
不透明感は急激に高まっている。国際通貨基金(IMF)が世界成長見通しを引き下
げ、石油需要見通しの悪化も追認されている。前週は石油輸出国機構(OPEC)に続
いて、国際エネルギー機関(IEA)も需要見通しを引き下げている。ドル安やイラン
情勢の下値サポートも見られるが、先高観の形成は難しく、戻り売り優勢の地合が続く
見通し。改めて60ドル割れを打診しよう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。