ドル円はやや強含み、米大統領の就任100日記念演説を通過=東京為替前場概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 東京午前のドル円は142.55円付近まで水準をやや切り上げた。トランプ米大統領の就任100日記念演説が波乱なく終了したことで安堵感が広がり、ドルが買い戻された。ただ、今晩の1-3月期の米国内総生産(GDP)速報値の発表を控えて、動意はそれほど強まっていない。
 
 豪ドルは堅調。豪ドル/ドルは0.6407ドル付近、豪ドル円は91.22円付近まで上げた。1-3月期の豪消費者物価指数(CPI)が市場予想をやや上回ったことが背景。中国統計局と財新が発表した4月の中国購買担当者景気指数(PMI)は低下したものの、財新発表の製造業PMIは50.4と、景気判断の分岐点を維持したことも豪ドルの支援要因。
  
 ユーロ円は161.72円付近まで弱含み。ポンド円は190円後半で推移し、方向感は限定的。

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