前週は55.30ドルまで急落した後、61ドル水準まで切り返す展開になった。週 前半は石油輸出国機構(OPEC)プラスが5月に続いて6月も大規模な供給増を決定 したことが警戒され、売り優勢の展開になった。需給緩和リスクが更に高まったと評価 去れている。しかし、週後半は通商環境の改善期待を背景に押し目買いが入り、60ド ル台を回復している。米英の間で貿易協定が成立する一方、米中政府高官の協議が決ま ったことが、株高連動で原油相場を押し上げた。 今週は戻り売り優勢の展開になろう。通商環境の改善期待が株価を押し上げており、 この流れが維持されると一時的に上振れする可能性もある。ただし、需給緩和見通しの 修正は難しく、戻り売り優勢の展開が維持される見通し。需要の伸びが鈍化するタイミ ングで、OPECプラスの供給量が急増する見通しに変化は見られない。14日にOP EC、15日に国際エネルギー機関(IEA)が月報を公表する。厳しい需要見通しが 示されると、改めて下振れリスクが高まりやすくなる。 予想レンジは57.00〜63.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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