日中取引開始後、原油の2025年9月限は上昇。夜間取引の高値付近まで強含んで いる。 トランプ米大統領が2期目を開始した後、プーチン大統領と電話会談を3回実施した が、目立った成果はない。ウクライナ停戦に向けて毎回前向きな発言が並ぶ一方、停戦 が近づいている印象は乏しい。米国はウクライナ停戦の仲介役から退く意向を示した り、あるいはロシアに対する追加制裁をちらつかせたりしているものの、双方の主張の 隔たりは埋まっていない。ロシアとの軍事対立を続ける構えの欧州連合(EU)を後ろ 盾に、ウクライナのゼレンスキー大統領は譲歩する雰囲気ではなく、通商問題で対立す る米国と欧州がウクライナ問題で歩み寄るとも思えないことから、ウクライナ戦争はま だまだ続くと想定するのが妥当だろう。 債務の膨張に焦点が当たるなか、米国がウクライナ支援を続けるならソブリンリスク は一段と高まる。欧州各国も、あるいは日本も債務問題とは隣合わせであり、ウクライ ナ戦争の長期化が世界のソブリンリスクを煽る可能性はある。日本の超長期ゾーンの国 債は下げ止まりが見えておらず、石破首相のギリシャ発言は国内利回りの上昇を後押し するかもしれない。円が逃避通貨であるとの認識は長続きしないだろう。 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比0.16ル高の62.30ドルで推 移。本日これまでのレンジは62.07〜62.33ドル。 原油10月限の予想レンジは5万6200円から5万7200円、ガソリン先限は 8万3500円から8万4500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。 MINKABU PRESS
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