−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 459.50 463.00 450.00 451.00 - 8.50 2025/09 434.00 437.00 429.00 429.75 - 4.00 2025/12 447.00 449.50 442.75 443.50 - 3.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 383,610 310,745 1,654,814 (+ 2,258) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月3日−6月7日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは総じて続落。終値の前営業日比は8.50セント安〜2.25セント高。中 心限月の7月限は8.50セント安の451セント。 米農務省(USDA)が前日日中取引後に発表した作柄報告で、作付けが終了に近づ いていることが確認出来たうえ、発芽ペースも順調、作柄も良以上が68%と最良では ないながらも良好な状態にあることが確認できたことが弱材料となった。また、強気な 米経済指標を受けて米景気不安が後退し、ドルが買われたことも売りを呼ぶ要因になっ た。 7月限は459.50セントで取引を開始した後は欧州の時間帯を終えるまで460 セントを下値支持線とする高もみとなり、その中で463セントの高値を付けた。シカ ゴの時間帯を迎えると一気に軟化に転じ、一時は5月20日以来の低水準となる450 セントの安値を記録。安値からの戻りも浅く、低迷したまま取引を終えた。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは気温が低下するなか曇天、または雨がちな天気となっており、コー ン及び大豆の作付を含めた農作業のペースが鈍化している。 現在東部および中西部では低気圧がゆっくりと移動しており、今後は勢力を弱めなが ら東方に移動していく見込み。この低気圧の移動に伴い30日までにプレーンズ中部お よび大西洋沿岸中部では25〜50ミリ程度の降雨が発生するだろう。また、北東部で は31日まで降雨が見込まれるが、それ以外の地域では降雨は発生しないもよう。 6〜10日間予報に関しては6月2〜6日にかけて東部の気温は平年を上回り、雨量 はほぼ全域で平年並〜平年を上回るだろう。 シカゴ小麦は小幅反発。前日の日中取引終了後に発表された米農務省(USDA)作 柄報告でここ最近の降雨にもかかわらず冬小麦の作柄の低下が報告されたことを受けて 買い優勢となった。 期近7月限は前日比1.75セント高の530.25セントと530セント台を回復 し終了。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではモンタナ州以外では気温は平年を下回っている。テキサス州を中心に 一部地域で降雨が発生。ネブラスカ州などではここ最近の降雨にも関わらず、作柄は低 迷。 南部ではテキサス州南部および東部で激しい雷雨となった。一方、大西洋沿岸部では 散発的な降雨が発生。降雨の合間となる地域では作付遅れを取り戻そうと作付け作業が 進行中。 今日の材料 ・コーンベルトでは気温は低下、曇天または雨がちな天気となり農作業は停滞。 ・30日までにプレーンズ中部および大西洋沿岸中部では25〜50ミリ程度の降雨 が発生。 ・プレーンズではモンタナ州以外では気温は平年を下回っている。テキサス州を中心 に一部地域で降雨が発生。 MINKABU PRESS
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