[今夜の視点]シカゴコーン=アジアの時間帯にさらに底割れ模様

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は軟調。7月限はここまでの安値434.50セントと、
13日の安値436.50セントを割り込み底割れする展開となっている。チャートが
悪化していることで、今夜はさらに売り優勢となる可能性がある。
 引け後に発表された生育進度報告は、作付けが93%(前週87%、前年90%、平
年93%)、発芽が78%(前週67%、前年72%、平年77%)と順調。さらに作
柄も「良」以上の割合が69%(前週68%、前年75%)、「劣」以下が5%(前週
5%、前年4%)と改善しており、アジアの時間帯の夜間取引の圧迫要因となった。
 目先はどこまで下値を試すのかが焦点となってきた。

 前日のシカゴはまちまち。期近の主要限月は続落。週間輸出検証高は157万トン台
と高水準だったが、引け後に発表される米国産の生育進度や作柄に対する弱気の見方に
ら大豆とともに圧迫された。

 7月限は437.75セントまで下落した後、引けも438.25セントと、440
セント台を割り込んだ。、

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 消費者物価指数 2025年5月速報(EUROSTAT)
【経済】 18:00 雇用統計 2025年4月(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 23:00 耐久財受注 2025年4月確報値(商務省)
【経済】 23:00 製造業新規受注 2025年4月(商務省)
【経済】 新車販売台数 2025年5月(Autodata)
【工業】 6/4 05:30 週間石油統計(API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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