前週はトウモロコシ相場がじり安で年初来安値圏、大豆がじり高で年初来高値圏での 取引になった。トウモロコシ相場は、豊作見通しの織り込みが優勢だった。小麦相場の 急伸につれ高する場面も見られたが、戻りは売られている。豊作による需給緩和見通し が強かった。大豆は、大豆油相場の急伸につれ高した。米バイオ燃料政策が大豆油需要 を押し上げるとの見方が織り込まれている。大豆も生産環境は良好だったが、大豆油相 場と連動した値動きになった。 今週は上値の重い展開になりやすい。産地では徐々に気温が上昇しているが、降水量 は安定している。特に天候リスクを織り込む必要性が見当たらない状況にある。乾燥へ の警戒感が強まるまでは、戻り売り優勢の展開になろう。小麦相場と大豆油相場の反発 が一巡すると、上値の重さが警戒されやすくなる。天候リスクの浮上、もしくは原油相 場の急騰の場合には、買いが膨らむリスクがある。 予想レンジは、トウモロコシが415〜440セント、大豆が1050〜1075セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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