NY株式19日(NY時間15:26) ダウ平均 27945.70(-90.52 -0.32%) ナスダック 8576.60(+26.66 +0.31%) CME日経平均先物 23280(大証終比:-10 -0.04%) NY時間の終盤に入ってダウ平均は利益確定売りの下げが続いている。きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。情報は錯そうしているものの米中貿易協議への期待感が引き続き株式市場をサポートしている。ただ、最高値更新が続いていることからの過熱感は否めず、さすがにきょうは利益確定売りが出ているようだ。 小売りの8-10月期決算の発表が始まっているが、きょうは取引開始前にホーム・デポと百貨店のコールズの決算が発表になっていた。ただ、ネガティブな反応を見せている。 ホーム・デポは1株利益は予想範囲内だったものの、既存店売上高が予想を下回ったほか、全体の売上高も予想に届かなかった。コールズは戦略が期待したほど効果を出していない可能性を示唆する内容となった。共に株価は下落している。 しかし、S&P500株価指数採用銘柄のうち461社が決算を発表しているが、その75%は予想を上回る決算を発表している。これまで市場には景気後退への警戒感が出ていたが、決算を通過して、次第にもう少し景気拡大が持続するのではとの楽観的なムードも出ているようだ。 ダウ採用銘柄ではホームデポが5%下落しているほか、ダウ・インク、シェブロン、エクソンモービルが下落。ナイキ、ジョンソン&ジョンソンも軟調。一方、ディズニーが続伸しているほか、ビザ、トラベラーズも買われている。 ナスダックは序盤の下げからプラスに転じている。AMDが9連騰しているほか、テスラ、マイクロソフト、フェイスブックが上昇。一方、ロクが利益確定売りに押されているほか、エヌビディア、セルジーン、クアルコムが軟調。 セルジーンは、ソフトウェア開発のサービスナウがS&P500株価指数に新たに採用になり、ビストロ・マイヤーズによって買収される同社が除外されると発表になった。 サービスナウ 278.17(+11.86 +4.45%) コールズ 47.13(-11.27 -19.30%) アルファベット(C) 1314.23(-6.47 -0.49%) フェイスブック 198.84(+1.44 +0.73%) ネットフリックス 303.49(+0.92 +0.30%) テスラ 359.39(+9.40 +2.69%) アマゾン 1752.10(-0.43 -0.02%) エヌビディア 208.22(-4.06 -1.91%) ツイッター 29.47(-0.02 -0.07%) ダウ採用銘柄 J&J 134.71(-0.12 -0.09%) P&G 121.38(-0.51 -0.42%) ダウ・インク 53.28(-1.05 -1.92%) ボーイング 367.70(-1.76 -0.48%) キャタピラー 143.11(-0.48 -0.33%) ユナイテッド 148.60(-0.51 -0.34%) ビザ 182.76(+3.10 +1.72%) ナイキ 93.53(-0.65 -0.69%) ウォルグリーン 61.53(-0.41 -0.65%) 3M 170.52(-0.02 -0.01%) エクソンモビル 67.89(-0.63 -0.92%) シェブロン 116.53(-2.02 -1.70%) コカコーラ 53.07(+0.04 +0.07%) ディズニー 148.42(+0.77 +0.52%) マクドナルド 193.92(-0.36 -0.19%) ウォルマート 119.92(-0.33 -0.27%) ホームデポ 226.03(-12.83 -5.37%) JPモルガン 130.63(+0.01 +0.01%) トラベラーズ 135.61(+1.32 +0.98%) ゴールドマン 219.99(+0.26 +0.12%) アメックス 120.07(+0.41 +0.34%) ユナイテッドヘルス 274.03(+1.10 +0.40%) IBM 134.57(+0.26 +0.19%) アップル 266.66(-0.44 -0.16%) ベライゾン 59.51(+0.07 +0.12%) マイクロソフト 150.46(+0.12 +0.08%) インテル 58.25(-0.01 -0.01%) ファイザー 37.60(+0.38 +1.02%) メルク 84.84(+0.71 +0.84%) シスコシステムズ 45.48(+0.33 +0.72%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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