[今夜の視点]海外原油=続伸へ、イランとE3の核開発協議に注目を

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.50ドル高の66.53ドルで推
移。本日これまでのレンジは66.05〜65.57ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。来週の関税発動期日を控え、米国と欧州連合(EU)の協
議前進が期待されており、週末の報道が意識されるなら買い戻しが優勢となりやすいだ
ろう。土壇場での波乱リスクがあるとしても、米株式市場が堅調に推移しているため、
トランプ米大統領は波乱を望まないと思われる。
 イランとE3(英独仏)の核開発協議にも注目したい。イランのウラン濃縮を認めな
いE3が国連制裁の復活で圧力をかけ続けるならば、確執が広がるだろう。イスラエル
の核兵器保有を黙認するE3がイランの平和的な核開発にとやかく言う権利はないもの
の、欧州とイランの対立を想定すべきである。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 設備稼働率 2025年7月(トルコ中央銀行)
◆ ドイツ ◆
【経済】17:00 景況感指数 2025年7月(ifo)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者信頼感指数 2025年7月(INSEE)
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 小売売上高 2025年6月(国立統計局)
【納会】--:-- ロブスタコーヒー 2025年7月限(ICE EUROPE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 耐久財受注 2025年6月速報値(商務省)
【商品】7/26 04:30 建玉明細報告(CFTC)
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