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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/09 391.25 394.75 388.00 394.00 + 2.25
2025/12 412.00 414.25 408.75 413.75 + 1.50
2026/03 429.00 431.25 425.75 430.50 + 1.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 336,979 309,688 1,574,873 (- 410)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(7月24日までの週)
コーン:223万2800トン(事前予想レンジ:50万〜160万トン)
小 麦: 63万0100トン(事前予想レンジ:25万〜 50万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(8月6日−8月10日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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コーンは期近が小幅続伸。終値の前営業日比は1.25セント安〜2.25セント
高。中心限月の12月限は1.50セント高の413.75セント。
米産地で生育に適した天気が続き、良好な状態を維持したまま8月を迎えることで、
豊作が確実視されていることが重しとなり、マイナス圏で高下する場面も見られたが、
米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週からほぼ倍増したことが強気材料と
なり、堅調に終えた。
12月限は412セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では410.
50セントまで値を落とした後に浮上し414セントに達したところで転売が出て再度
軟化。USDA発表の週間純輸出成約高は強気な内容ながら日増しに強まる米産地の豊
作観測が重石となって上値を抑制され425.75セントの安値まで値を落としたが、
強気な輸出が手掛かりとなって浮上。引け間際に431.25セントの高値を付け、高
値圏を維持して引けを迎えた。
米農務省(USDA)が発表した7月24日の週までの週間純輸出成約高は223万
2800トンで前週の137万7000を大幅に上回った。
今年度の累計純輸出成約高は7045万0900トンと、前年同期の5521万
0600トンをおよそ28%上回っている。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトでは寒冷前線の通過に伴い、オハイオリバー以外の地域では低温とな
っている。コーンベルト南部及び東部では、散発的な雨が発生。コーン・サイズは充分
な土壌水分のもと良好な生育状態を維持。
今後、数日はロッキー山脈以東では低温が続く見通し。プレーンズでは広い範囲で降雨
になるだろう。
8月5?9日は全国的に気温は平年並?平年を上回るが、プレーンズ南部では特に猛
暑が見込まれる。また、米国東部及び北部の雨量は平年を大きく上回ると予想される。
シカゴ小麦は総じて小幅安。プレーンズで降雨となり土壌水分の乾燥が和らいでいる
ことや、米国の輸出成約高の伸び悩みが重石となった。ドル高も圧迫要因。
中心限月の12月限は前日比1.75セント安の542.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
プレーンズでは、南部のテキサス州及びオクラホマ州の一部地域で高温多湿となってい
る。プレーンズ北部では気温は平年を下回るなか、広い範囲で降雨が発生。
南部では、寒冷前線が接近する中広い範囲で慈雨となっている。ミシシッピデルタ西部
、テキサス州東部での最高気温は36℃に到達。
今日の材料
・コーンベルトでは寒冷前線の通過に伴い、オハイオリバー以外の地域では低温。
・今後、数日はロッキー山脈以東では低温が続く見通し。
・7月24日の週までの週間純輸出成約高は223万2800トンで前週の137万
7000を大幅に上回る=USDA
MINKABU PRESS
*タイトルと本文1行目、小幅続伸に修正しました。
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