−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/10 63.95 66.03 63.66 65.59 + 1.58
2025/11 63.47 65.43 63.13 65.08 + 1.62
2025/12 62.99 64.91 62.65 64.64 + 1.65
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 467,715 1,952,716 ( + 16,307)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/10 237.44 +10.46
2025/11 236.09 + 9.96
改質ガソリン 2025/10 204.28 + 7.39
2025/11 198.11 + 6.77
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月は1.58〜
1.62ドル高。その他の限月は1.47〜1.65ドル高。
ロシアとウクライナの交戦が続くなか、停戦に応じようとしないロシアに対する米国
の追加制裁が警戒されていることや、ウクライナ軍がロシアの製油所への攻撃を続けて
おり、主に欧州向けの石油製品の供給が減少する見通しであることが相場を押し上げ
た。報道によると、ロシアでは日量120万バレル規模の石油精製能力が失われてい
る。
米国がイランに対する新たな制裁を発動したことも買い手がかり。米財務省はイラン
産の石油をイラク産の石油に偽装し、制裁を回避して密輸する実業家や企業、その船舶
ネットワークに対する制裁を発表している。
今週末7日に予定されている石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国の会合
で、日量166万バレル規模の自主減産が据え置かれると見られていることは支援要
因。OPECプラスの中核国は日量220万バレルの自主減産を9月で解消することで
合意しているものの、日量166万バレル規模の自主減産については今のところ不明。
時間外取引で10月限は一時66.03ドルまで上げ、中心限月として8月6日以来
の高値を更新。通常取引開始を控えて急速に上げ幅を縮小する場面はあったが、通常取
引が始まると買いが持ち直した。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
今日の材料
・(ロシアのウクライナ侵攻について)いくつかのことを知った=トランプ米大統領
・次の数日間でそれが非常に興味深いものになると思う=同上
・プーチン・ゼレンスキー会談が近日中に行われなかった場合、結果を伴う=同上
・米国、カリブ海でベネズエラから出航した麻薬の密輸船を攻撃
・ウクライナによるエネルギーインフラへの攻撃に真剣に対応=プーチン大統領
・中露はパワー・オブ・シベリア2の建設で合意=露ガスプロム
・仏政府、病院に戦争に備えるよう指示=デイリー・メール
・フーシ派、サウジのヤンブー沖でタンカーを攻撃と主張
MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。