金・銀市況=金が続伸、上場来高値を更新

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         17,117   +172    17,253  +165  : 3,596.68   +43.58
銀          183.0    0.0     194.3  +3.9  : 4,095.00   +11.00
プラチナ     6,460    -41     6,147    +7  : 1,394.80   +11.40
パラジウム   5,400      0     5,400     0  : 1,125.97    -3.32
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.95   -0.27  ユーロ・ドル相場   1.1717  +0.0047
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【市況】
 金が続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、円安も支援要因とな
り、上場来高値を更新した。午後に入ると、ドル建て現物相場の軟調や円安一服を受け
て上げ一服となったが、押し目は買われた。銀は夜間取引で先限が上昇した。
 前営業日比は、金標準、金ミニが165〜182円高、ゴールドスポットが173円
高、銀が変わらず〜3.9円高。
 推定出来高は、金が4万3441枚、金ミニが1万3692枚、ゴールドスポットが
1168枚、銀が2枚。
【金は米FRBの利下げ見通しが支援】
 金先限は上場来高値1万7298円を付けた。ニューヨーク高と円安が支援要因にな
った。円相場は1ドル=148円台前半で円安が一服した。石破首相が辞任を表明し
た。銀先限は194.3円に上昇した。
 予想以下の米雇用統計を受けて米連邦準備理事会(FRB)の25ベーシスポイント
(bp)利下げを織り込んだ。今週は米雇用者数の年次改定や8月の米消費者物価指数
(CPI)の発表がある。50bp利下げの見方も出たが、中国勢が高値での買いを見
送っており、利食い売り主導で調整局面を迎える可能性もある。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。前週末の海外市場では、予想以下の米雇用統計を受
けて買い優勢となり、史上最高値を更新した。アジア市場では、朝方の3589.71
ドルから、3595ドル台に上昇する場面も見られたが、上げ一服となった。午後に入
ると、利食い売りが出て3581ドル台まで下落したのち、押し目を買われた。
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