●論点解説穀物、収穫期の売り圧力=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシ相場は新規売買材料を欠いている。12日に米農務省(USDA)需給
報告の発表を消化したが、次の売買テーマが定まっていない。産地では収穫作業が本格
化しているため、ハーベスト・プレッシャーの上値圧迫は確認できる。ただし、改めて
大きく売り込むような動きまではみられず、持高調整に終始している。逆に収穫期の作
柄悪化圧力、良好な輸出環境を手掛かりに買い進むような動きもみられない。次は、
9月30日の四半期在庫がイベントリスクになるが、そこに向けてハーベスト・プレッ
シャーを織り込んでいくのか、それ以外のテーマを設定していくのかが焦点になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。