石油午前=下落、WSJの報道に反応も産油国会合を控えて警戒感根強い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国が11月以降
に生産枠を大幅に引き上げる可能性があることが引き続き重しとなっている。5日のオ
ンライン会合を控えて警戒感が強い。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)
が、米国はウクライナに対し、ロシアのエネルギーインフラを長距離ミサイルで攻撃す
るための情報を提供すると報道したことは相場を一時的に刺激したものの、ニューヨー
ク原油の上振れは続かず。円相場は1ドル=147円ちょうど付近で推移し、前日より
も円高・ドル安推移。
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して
いる。
 午前10時52分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
2090〜470円安。
 午前10時52分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が484枚。
【米国は長距離ミサイル発射のための情報をウクライナに供与】
 米WSJによると、米国は長距離ミサイル発射のための情報をウクライナに供与す
る。米国はこれまでもミサイル発射を支援してきたが、ウクライナがロシア深部のエネ
ルギーインフラをミサイル攻撃することが容易になる。米国がロシア深部の攻撃を支援
するのはこれが初めて。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.24ドル高の62.02ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは61.57〜62.54ドル。
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