石油午前=堅調、中国の備蓄拡大見通しが支えに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は堅調。米国が長距離ミサイル「トマホーク」をウクライナに供与する
見通しで、米国とロシアの対立激化が警戒されていることが買い手がかり。石油輸出国
機構(OPEC)プラスが増産を続けているため供給過剰は意識されているものの、地
政学的なリスクの高まりが相場を支えている。中国が原油備蓄を拡大する見通しである
ことも支援要因。円相場が1ドル=152円半ばまで円安・ドル高推移していることも
追い風。時間外取引でニューヨーク原油はしっかり。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は堅調。6万1080円まで上昇し、夜間
取引の高値を上回った。
 午前11時現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が300〜
980円高。
 午前11時現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が377枚。
【EIAの発表は本日も予定通り】
 本日、米エネルギー情報局(EIA)が週報を公表する。米政府機関が閉鎖されてい
るものの、EIAは昨日も短期エネルギー見通し(STEO)を公表しており、今週は
発表に影響はない見通し。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.50ドル高の62.23ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは62.05〜62.26ドル。
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