●論点解説ゴム、円安の消化を最優先する地合=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 円安環境で円建てゴム相場は底固く推移している。国慶節の連休明け後の上海ゴム相
場には目立った値動きがみられず、為替相場主導の展開になっている。週明け後の為替
市場では一貫して円安圧力が発生しており、円建てゴム相場の上昇率は、概ね円の下落
率と連動している。いわゆる「高市トレード」は思惑先行のため円安の目途設定は難し
いが、円相場のボラティリティ低下が、円建てゴム相場の反発一服の条件になる。上海
ゴム相場の低迷からは、需給要因で買い進む必要性は乏しいが、円安圧力の消化が最優
先されている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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