●論点解説ゴム、米中対立のリスク織り込みの有無=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
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 OSEゴム相場は310円水準で売買が交錯している。円安一服、米中対立激化に対
する警戒感が上値を圧迫している。米中関係は先行き不透明感が強いが、このまま対立
状態が解消できない場合には、米中首脳会談の開催見送り、その後の関税の応酬再開と
いった最悪の展開も想定される。このため、原油や非鉄金属相場などは上値の重さが目
立つ展開になっていることはネガティブだが、ゴム相場は動意を欠いた状態が続いてい
る。上海ゴム相場はやや上値の重さが目立つ値動き担っているが、米中対立のリスク織
り込みを強化していくか否かが注目される。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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