石油午前=下げ幅を縮小、ウクライナ和平期待が重しも円安が支えに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は軟調。米国とロシアがウクライナ和平案を策定し、ウクライナ和平期
待が高まっている。ただ、欧州連合(EU)やウクライナの首脳抜きで策定された米ロ
による和平の枠組みであり、欧州の当局者は否定的。また、ウクライナのゼレンスキー
大統領の反応は不透明。ただ、円相場が1ドル=157円半ばまで円売り・ドル買いが
優勢となっていることは下支え要因。円相場は今年1月以来の円安水準を更新してい
る。
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は下げ幅を縮小。一時6万1560円まで
切り返した。
 午前11時01分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1000〜240円安。
 午前11時01分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が448枚。
【ロシアがイランにレーザー技術を提供か】
 英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道によると、昨年11月にイランの科学者
や物理学者が外交官パスポートでロシアを訪れ、訪問先にレーザー技術の専門企業が含
まれていた。イランはレーザー技術を求めており、この技術によって核実験なしでも核
兵器の設計や検証が可能になるという。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.23ドル高の59.48ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは59.32〜59.65ドル。
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