[11月24日からの1週間の展望]
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週間高低(カッコ内は日付) 11月17日〜11月21日
始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
<東 京> 先限 39,000 39,600 39,000 39,000 0
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<シカゴ>20日終値 前週末比 |9月28日現在の米国産コーン作柄報告
25/12 426.50 - 3.75 |デント(95% 前週 91% 前年 95%、平年96%)
26/03 437.75 - 6.25 |成熟(71% 前週56% 前年73%、平年74%)
|収穫(18% 前週11% 前年20%、平年19%)
|作柄報告
|「良」以上:66%(前週66%、前年64%)
|「劣」以下:10%(前週10%、前年12%)
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 157.14円 前週末比 2.59円の円安
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【前週のレビュー】シカゴコーンは南米産地の天候や生育状況が材料視されやすい環
境になる。期近12月限は25日移動平均線が通る426.75セントが支持線として
意識されようとした。、
【シカゴコーンは需給ひっ迫感なく軟調】
シカゴコーンは上値が抑えられた後、軟調な展開を強いられた。14日に米農務省
(USDA)から発表された11月の月例需給報告は期末在庫率が13.3%となり、
9月の予想13.1%から上方修正となった。需給ひっ迫感がなく、この日は売り優勢
となり、期近4本が2ケタ安となった。
期近12月限は今月13日に442.75セント、6月23日以来の高値を更新し
た。14日は442.75セントと顔合わせしたが、需給報告が弱材料と判断され、
429.50セントまで急落となった。17日以降は売り圧力が強く、20日は
425.75セントまで下落し、10月24日以来の安値をつけた。上昇基調を描いて
いる25日移動平均線(430セント)割れとなり、調整色が強まっている。
アルゼンチンなど南米生産国の産地の天候が乾燥気味であることや、輸出成約が旺盛
なことは下支え要因。ただ27日にサンクスギビングデー(感謝祭)の祝日を控えてお
り、手じまい売りが出やすいことには注意したい。
長期線の75日移動平均線(420.75セント)を大ききく割り込むと弱気相場に
転換リスクあり。
【とうもろこしはの取引は事実上、終焉】
とうもろこしは、20日時点の総取組高は7枚のみ。各限月の取組高が1ケタ、また
はゼロ状態で、事実上、取引は終焉。新規売買は参加しにくい。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
24日 ●国民の祝日
独景況感指数 2025年11月(ifo)
米週間穀物輸出検証高(USDA)
米国産コーン・大豆収穫率報告(USDA)
25日 独国内総生産 2025年7-9月期確報(連邦統計庁)
米生産者物価指数 2025年9月(労働省)
米ケース・シラー住宅価格指数 2025年9月(S&P)
米消費者信頼感指数 2025年11月(カンファレンスボード)
米中古住宅販売仮契約指数 2025年10月(全米不動産協会)
建玉明細報告(CFTC)
26日 政策金利公表(NZ準備銀行)
米国内総生産 2025年7-9月期改定値(商務省)
米卸売在庫 2025年10月速報値(商務省)
米耐久財受注 2025年10月速報値(商務省)
米新規失業保険申請件数(労働省)
シカゴ購買部協会景気指数 2025年11月(シカゴ購買部協会)
米個人所得・支出 2025年10月(商務省)
米新築住宅販売 2025年10月(商務省)
米地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB)
27日 ●米国(サンクスギビングデー)
中国工業利益 2025年10月(国家統計局)
28日 労働力調査(失業率) 2025年10月(総務省)
鉱工業生産指数 2025年10月速報(経済産業省)
小売業販売額 2025年10月速報(経済産業省)
独雇用統計 2025年11月(連邦雇用庁)
独消費者物価指数 2025年11月速報(連邦統計庁)
米週間穀物輸出成約高(USDA)
※米経済指標の発表が延期になる可能性があります。
MINKABU PRESS
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