●レビュー穀物、コーンは農家売りで小幅安=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 21日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比0.25セント安の437.50セン
ト、小麦先物相場は同1.00セント安の539.75セント、大豆先物相場は同
2.50セント高の1125.00セントとなった。大豆は新たな中国向け輸出成約報
告はなかったが、値ごろ買いで小幅高になった。一方、トウモロコシは農家売りに上値
を抑えられて、調整売りが優勢だった。農家が現行価格に対して、在庫売却の好機とみ
ていることが窺える。
 24日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比0.75セント安の436.75セン
ト、小麦先物相場は同5.00セント安の534.75セント、大豆先物相場は同
1.75セント安の1132.00セントとなった。トウモロコシ相場は、農家売りの
上値圧迫が続いている。現在の値位置では、農家が在庫売却に魅力を感じている。大豆
は、米中大豆合意の詳細が2週間以内に明らかにされると発表されているが、マーケッ
トの期待を高める内容になりづらいとの見方が調整売りを誘った。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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