ドル円は午前に調整売り、その後もみ合い=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円は午前に調整売り、その後もみ合い=東京為替概況
   
 昨日海外市場で157円台を回復する場面が見られたドル円。連休明けの東京勢復帰の今朝はやや上値が重い展開。ドル円は9時過ぎに157円近くから156円56銭まで売りが入る場面が見られた。日本の財政赤字警戒なども見られるが、戻りは鈍い。午後は156円85銭前後までドル買い円売りも、その後少し下げるなど、動きはゆっくりとなった。この後22時半に米小売売上高、生産者物価指数などの発表を控えるが、ともに9月分(本来10月16日発表分)と少し古いデータであり、反応は限定的と見られる。
  
 先週182円台を一時付けたユーロ円は、その後の調整を経て、昨日181円27銭を付けたが、今日はドル円の調整もあって上値が重い。朝方180円86銭を付けたが、180円50銭割れまで売られ、その後少し戻すも、午後に入って180円43銭と安値を更新した。ポンド円も朝の205円71銭から205円30銭前後へ急落。205円50銭前後が重くなると、午後に205円25銭を付けている。
  
 ユーロドルは1.15台前半推移。午前は1.1520-1.1530を中心としたレンジ取引となった。午後は少しユーロ売りドル買いが出たものの1.1512までの動きに留まっている。明日秋季予算案発表を控えるポンドは1.3110を挟んだ推移から午後に1.3096まで売りが出ている。
  
MINKABUPRESS 山岡
 

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。