石油午前=しっかり、ウクライナ和平協議はまだ終わりが見えず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場はしっかり。海外原油が反発したことや、時間外取引でもニューヨーク
原油が堅調に推移していることが支えとなっている。ロシアのプーチン大統領はウィト
コフ米特使らと会談したものの、ウクライナ和平に向けた前進は限定的だったと見られ
ていることが相場を押し上げている。ウクライナのゼレンスキー大統領は、ブリュッセ
ルで予定されていたウィトコフ米特使らの協議を急遽中止した。円相場は155円前半
で推移しており、円買い・ドル売りは一服。
 日中取引開始後、原油の2026年4月限はプラス転換。一時6万0450円まで強
含んだ。
 午前10時58分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が変
わらず〜670円高。
 午前10時58分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が368枚。
【ロシアはウクライナ戦争の終結を望む】
 トランプ米大統領は、「プーチン大統領が戦争を終わらせたいと思っている」、「そ
れが彼ら(ウィトコフ氏とクシュナー氏)の印象だ」と述べた。プーチン大統領がウィ
トコフ氏を通じてトランプ米大統領に政治的シグナルを送ったとロシアの大統領補佐官
が発表しているものの、内容は不明でトランプ米大統領も言及していない。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.20ドル高の59.15ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは58.97〜59.19ドル。
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