米雇用統計後にドル円106.61レベルまで下落、総じて円高の動きに=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
米雇用統計後にドル円106.61レベルまで下落、総じて円高の動きに=NY為替

 7月の米雇用統計の発表後にドル円は106.61レベルまで安値を広げた。クロス円も総じて下押しされており、ユーロ円は118.37レベル、豪ドル円は72.22レベルに本日安値を更新。ポンド円は安値には届いていないが129.30台へと再び軟化している。

 米雇用統計はやや弱い内容だった。非農業部門雇用者数の伸びは16.4万人と事前予想16.5万人とほぼ同水準だった。ただ、前回値が22.4万人から19.3万人に下方修正された。失業率は3.7%と事前予想3.6%には改善せず。ただ、労働参加率が62.9%から63.0%に上昇した。賃金動向はしっかり。平均時給は前月比+0.3%、前年比+3.2%といずれも事前予想を0.1%ポイント上回った。

USD/JPY 106.79 EUR/JPY 118.38 GBP/JPY 129.36 AUD/JPY 72.25

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