ドル円、米雇用統計を受けて急落 NFPが予想外の減少 9月の米利上げ期待後退=NY為替序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうの為替市場、NY時間に入ってドル売りが強まっており、ドル円は156.70円付近まで一時急降下。先ほど発表の7月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が予想外の減少となったほか、平均時給も前月比0.1%の上昇と、昨年12月以来の低い伸びとなった。過去2カ月分のNFPも大幅に下方修正された。年前半に示していた労働市場の強さに陰りが見え始めたことを示唆している。一方、失業率は労働参加率の低下が続く中で4.1%へ低下。

 これを受けて短期金融市場では、9月の米利上げ期待が後退。発表前までは確率が55%程度で推移していたものの、発表後は40%程度に低下している。今回の結果は、消費者需要が底堅く、一部企業が採用を継続している一方で、物価上昇やイラン情勢を巡る不透明感を背景に、労働市場が弱含み始めている可能性を示している。

 前日のドル円は、買戻しのポイントとなっていた200日線が控える158円を突破し、158円台半ばまで一時上昇。200日線を上放れる展開が見られていた。ただ、160円に近づけば、再介入リスクへの警戒感も高まっていたが、本日の米雇用統計を受けてひとまず、その警戒は一服している模様。

 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。

7日(金)
現行付近にはなし

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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