ゴム週刊情報

著者:小網 太郎
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◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は30~40トン。1月20日の価格はキロあたり44.80~45.25バーツ、RSS3号タイ主要港1月積価格は165.0~167.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、1月10日時点9,573トン(前旬比49トン減)。

 1月上旬の入出庫は入庫451トン、出庫500トン。

◆展開予想

 JPXゴムは続伸、背景不明ながら16日夜間節に上海ゴムが取組を増やしながら急騰し翌日のJPXゴムは連れ高、中心限月は225円台を回復し一時は229.2円まで上昇、上海ゴムに利食い売りが入り軟化する場面もあったが、安値圏では押し目買い意欲強く週間高値圏での引けとなっている。株式はまちまち、米指標悪化もあり欧米はさえない展開となったが、日中は堅調、商品は原油・金共にドル安が支援材料となり堅調、ドル円は日銀が金融政策を据え置き円高進行が一服、週末時点では128円台後半と前週比円安ドル高が進行している。

 1月20日引け時点のRSS6月限(中心限月)は228.3円、TSR4月限(中心限月)は185.0円。週の高値はRSS229.2/TSR189.0円、週の安値はRSS221.3円/TSR180.0円。

 現物価格は上海高を受けて急上昇し215円程度。上海ゴムは春節休暇前にもかかわらず低在庫を背景に買い意欲旺盛、利食い売りをこなし高値圏で休場入りとなった。国内市場は1-6番限こそ順鞘幅縮小もその他限月では拡大、限月毎に強弱感が分かれる展開となった。産地対比では期近割安・中心限月割高傾向が続いているものの円安進行により割高幅は先週比で薄れた格好、順鞘傾向が続く限りは戻り売り目線を維持するも中国市場休場による流動性低下と変動幅の上昇に注意しながら取引を進めたい。中心限月は220.0~235.0円を予想する。

ゴムチャート
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

 

 

 

このコラムの著者

小網 太郎(コアミ タロウ)

国際法人部ゴム担当。
http://www.okachi.co.jp