原油反落。米主要株価指数の反落などで。82.41ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。2,051.15ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年09月限は11,640元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年06月限は590.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで991.15ドル(前日比1.35ドル拡大)、円建てで4,278円(前日比1円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(4月14日 18時25分頃 6番限)
金 8,655円/g
白金 4,377円/g
ゴム 208.8円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「『高インフレ』『銀行不安』は危機鎮静化で終息」
前回は、「実は少量の減産しかしない!? OPECプラスの思惑」として、主OPECプラス減産参加国(20カ国)の原油生産量などについて、述べました。
今回は、「『高インフレ』『銀行不安』は危機鎮静化で終息」として、筆者が考える「高インフレ」「銀行の連鎖不安」の根本原因を、述べます。
筆者は、「高インフレ」と「銀行不安」の根本原因は同じだと考えています。「ウクライナ危機」です。「ウクライナ危機が起きていなかった場合、高インフレも銀行不安も起きていなかった?」という問いがあるとすると、筆者はYesと答えます。
2010年ごろから危機勃発前まで、西側が強力に推進してきた「環境問題」と「人権問題」が、「溝」を作ったと考えています。西側が環境問題を改善しようとすればするほど、産油国(多くが非西側)の思惑が内向きになり、西側が人権問題を改善しようとすればするほど、独裁国家(多くが非西側)の西側に対する反発心が強くなったためです。
こうした西側と非西側のあつれきが「分断の芽」であり、「ウクライナ危機勃発の遠因」だったと、筆者はみています。ウクライナ危機が終わらなければ、原油高がもたらす「高インフレ」も、「銀行不安」も、終わらない可能性があります。
ウクライナ危機を鎮静化させることなど、容易ではないでしょう。危機は続く。危機起因の金(ゴールド)相場の高止まりも続く。筆者はそう考えています。
図:「高インフレ」「銀行の連鎖不安」の根本原因
出所:筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。2,051.15ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年09月限は11,640元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年06月限は590.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで991.15ドル(前日比1.35ドル拡大)、円建てで4,278円(前日比1円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(4月14日 18時25分頃 6番限)
金 8,655円/g
白金 4,377円/g
ゴム 208.8円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「『高インフレ』『銀行不安』は危機鎮静化で終息」
前回は、「実は少量の減産しかしない!? OPECプラスの思惑」として、主OPECプラス減産参加国(20カ国)の原油生産量などについて、述べました。
今回は、「『高インフレ』『銀行不安』は危機鎮静化で終息」として、筆者が考える「高インフレ」「銀行の連鎖不安」の根本原因を、述べます。
筆者は、「高インフレ」と「銀行不安」の根本原因は同じだと考えています。「ウクライナ危機」です。「ウクライナ危機が起きていなかった場合、高インフレも銀行不安も起きていなかった?」という問いがあるとすると、筆者はYesと答えます。
2010年ごろから危機勃発前まで、西側が強力に推進してきた「環境問題」と「人権問題」が、「溝」を作ったと考えています。西側が環境問題を改善しようとすればするほど、産油国(多くが非西側)の思惑が内向きになり、西側が人権問題を改善しようとすればするほど、独裁国家(多くが非西側)の西側に対する反発心が強くなったためです。
こうした西側と非西側のあつれきが「分断の芽」であり、「ウクライナ危機勃発の遠因」だったと、筆者はみています。ウクライナ危機が終わらなければ、原油高がもたらす「高インフレ」も、「銀行不安」も、終わらない可能性があります。
ウクライナ危機を鎮静化させることなど、容易ではないでしょう。危機は続く。危機起因の金(ゴールド)相場の高止まりも続く。筆者はそう考えています。
図:「高インフレ」「銀行の連鎖不安」の根本原因
出所:筆者作成