◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引はほぼ0トン。4月11日の価格はキロあたり63.19バーツ程度、RSS号タイ主要港5月積価格は210.0~214.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、3月20日時点7,015トン(前旬比108トン増)。
3月中旬の入出庫は入庫1,194トン、出庫1,086トン。
◆展開予想
OSEゴムは続落、上海ゴムは週前半こそ買い気が見られるも戻り売り圧力強く小幅安で引ける中、OSEゴム中心限月も300円台を回復後に上海ゴム安と円高進行の影響もあって売り直されると一時385.6円まで売り込まれ、週末にかけて290円台を回復するも戻りは鈍かった。株式は日欧が上昇も米国は下落、日米交渉を皮切りに米国の関税交渉がスタートしたことでVIX指数も低下傾向にあり最悪期は脱したか。商品はドル建て金が史上最高値更新、その他貴金属や原油も反発するも、ドル円は一時141円台まで円高ドル安が進行した。
4月18日引け時点のRSS9月限(中心限月)は290.9円、TSR7月限(中心限月)は237.0円。週の高値はRSS305.0円/TSR245.0円、週の安値はRSS385.6円/TSR237.0円。
現物価格は302円程に下落、現物市場は閑散も安値からは値を戻しており円高が下落要因となった。上海ゴム在庫は20万トン台で微増、米中間の関税の応酬は一段落も不透明感が強く積極的な売買が手控えられている。OSEゴム当先限は逆鞘に転換、先限に売りが入る一方で期近は現受け用の買いが入ったとみられる。産地は今後減産期明けに向かうが急速な生産増加は見込みづらく、それを反映してかシンガポールTSR20は逆鞘化しており来週以降の価格形成に注意が必要、国内価格も期近限月は輸入採算比で割安水準を維持しており追加的な新規入着は難しいだろう。海外ゴム市場・ドル円の動向に注意しながら、割安圏では押し目買いを検討したい。中心限月は285.0~315.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引はほぼ0トン。4月11日の価格はキロあたり63.19バーツ程度、RSS号タイ主要港5月積価格は210.0~214.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、3月20日時点7,015トン(前旬比108トン増)。
3月中旬の入出庫は入庫1,194トン、出庫1,086トン。
◆展開予想
OSEゴムは続落、上海ゴムは週前半こそ買い気が見られるも戻り売り圧力強く小幅安で引ける中、OSEゴム中心限月も300円台を回復後に上海ゴム安と円高進行の影響もあって売り直されると一時385.6円まで売り込まれ、週末にかけて290円台を回復するも戻りは鈍かった。株式は日欧が上昇も米国は下落、日米交渉を皮切りに米国の関税交渉がスタートしたことでVIX指数も低下傾向にあり最悪期は脱したか。商品はドル建て金が史上最高値更新、その他貴金属や原油も反発するも、ドル円は一時141円台まで円高ドル安が進行した。
4月18日引け時点のRSS9月限(中心限月)は290.9円、TSR7月限(中心限月)は237.0円。週の高値はRSS305.0円/TSR245.0円、週の安値はRSS385.6円/TSR237.0円。
現物価格は302円程に下落、現物市場は閑散も安値からは値を戻しており円高が下落要因となった。上海ゴム在庫は20万トン台で微増、米中間の関税の応酬は一段落も不透明感が強く積極的な売買が手控えられている。OSEゴム当先限は逆鞘に転換、先限に売りが入る一方で期近は現受け用の買いが入ったとみられる。産地は今後減産期明けに向かうが急速な生産増加は見込みづらく、それを反映してかシンガポールTSR20は逆鞘化しており来週以降の価格形成に注意が必要、国内価格も期近限月は輸入採算比で割安水準を維持しており追加的な新規入着は難しいだろう。海外ゴム市場・ドル円の動向に注意しながら、割安圏では押し目買いを検討したい。中心限月は285.0~315.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート