原油反発。中東情勢の悪化などで。72.66ドル/バレル近辺で推移。
金反発。米10年債利回りの反発などで。3,443.80ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年09月限は13,875元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年07月限は529.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2180.9ドル(前日比53.60ドル拡大)、円建てで10,451円(前日比54円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月13日 18時09分時点 6番限)
金 15,924円/g
白金 5,473円/g
ゴム 292.3円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「金(ゴールド)もプラチナも魅力的」
前回は、「『積立投資のコツ』とは!?」として、積立シミュレーションにおける累積保有数量を確認しました。
今回は、「金(ゴールド)もプラチナも魅力的」として、プラチナの自動車排ガス浄化装置向け需要の推移を確認します。
価格高騰が目立つ金(ゴールド)は魅力的な投資対象です。そして、積立投資の際に保有数量をできるだけ増やし得る、「下落・低迷」が存在するプラチナも、金(ゴールド)に負けない魅力的な投資対象であると言えます。
金(ゴールド)については、短期視点で上下を繰り返しながらも、長期視点でさらなる価格上昇が起きると考えています。
金(ゴールド)相場に関する材料を、短中期、中長期、超長期の三つの時間軸に分類した時、中長期に分類できる「中央銀行」の金(ゴールド)の買い越し量は、2022年のウクライナ戦争勃発後、高止まりしています。
金(ゴールド)需要全体のおよそ20%を占める同需要(2023年時点)は、世界分断、ドル覇権の崩壊、民主主義の崩壊などの長期視点の懸念を受け、今後も高止まりする可能性があります。この動きは、長期視点で金(ゴールド)相場を支える材料になり得ます。
プラチナについては、2015年以降、長期的な価格低迷を強いたフォルクスワーゲン問題の影響が、近年、軽減する観測が浮上しています。
以下のとおり同需要は、2015年の同問題発覚以降、欧州や日本で減少したものの、2020年のコロナショック後、北米、中国、インドなどで大幅に増加しています。世界全体として、同需要はすでに2015年の水準を上回っています。(Johnson Mattheyのデータより)
プラチナにおいては、2015年以降、市場に充満していた懸念は去りつつあり、今後は長期視点の価格上昇が望みやすくなっていると言えます。
今、価格が「下落・低迷」し、今後、長期視点で価格上昇が起き得るプラチナは、積立投資による最終的な資産の額を大きくし得る条件を備えていると言えます。金(ゴールド)の取引をしつつ、プラチナの積み立てを同時進行してみるのも、一計かもしれません。
この数回で、多くの投資家の皆さまがご利用になられている「積立投資」のコツを、述べました。皆さまの資産形成の参考になれば、幸いです。
図:プラチナの自動車排ガス浄化装置向け需要の推移 単位:千オンス

出所:Johnson Mattheyのデータをもとに筆者作成
金反発。米10年債利回りの反発などで。3,443.80ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年09月限は13,875元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年07月限は529.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2180.9ドル(前日比53.60ドル拡大)、円建てで10,451円(前日比54円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月13日 18時09分時点 6番限)
金 15,924円/g
白金 5,473円/g
ゴム 292.3円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「金(ゴールド)もプラチナも魅力的」
前回は、「『積立投資のコツ』とは!?」として、積立シミュレーションにおける累積保有数量を確認しました。
今回は、「金(ゴールド)もプラチナも魅力的」として、プラチナの自動車排ガス浄化装置向け需要の推移を確認します。
価格高騰が目立つ金(ゴールド)は魅力的な投資対象です。そして、積立投資の際に保有数量をできるだけ増やし得る、「下落・低迷」が存在するプラチナも、金(ゴールド)に負けない魅力的な投資対象であると言えます。
金(ゴールド)については、短期視点で上下を繰り返しながらも、長期視点でさらなる価格上昇が起きると考えています。
金(ゴールド)相場に関する材料を、短中期、中長期、超長期の三つの時間軸に分類した時、中長期に分類できる「中央銀行」の金(ゴールド)の買い越し量は、2022年のウクライナ戦争勃発後、高止まりしています。
金(ゴールド)需要全体のおよそ20%を占める同需要(2023年時点)は、世界分断、ドル覇権の崩壊、民主主義の崩壊などの長期視点の懸念を受け、今後も高止まりする可能性があります。この動きは、長期視点で金(ゴールド)相場を支える材料になり得ます。
プラチナについては、2015年以降、長期的な価格低迷を強いたフォルクスワーゲン問題の影響が、近年、軽減する観測が浮上しています。
以下のとおり同需要は、2015年の同問題発覚以降、欧州や日本で減少したものの、2020年のコロナショック後、北米、中国、インドなどで大幅に増加しています。世界全体として、同需要はすでに2015年の水準を上回っています。(Johnson Mattheyのデータより)
プラチナにおいては、2015年以降、市場に充満していた懸念は去りつつあり、今後は長期視点の価格上昇が望みやすくなっていると言えます。
今、価格が「下落・低迷」し、今後、長期視点で価格上昇が起き得るプラチナは、積立投資による最終的な資産の額を大きくし得る条件を備えていると言えます。金(ゴールド)の取引をしつつ、プラチナの積み立てを同時進行してみるのも、一計かもしれません。
この数回で、多くの投資家の皆さまがご利用になられている「積立投資」のコツを、述べました。皆さまの資産形成の参考になれば、幸いです。
図:プラチナの自動車排ガス浄化装置向け需要の推移 単位:千オンス

出所:Johnson Mattheyのデータをもとに筆者作成