原油反発。米主要株価指数の反発などで。67.00ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。3,351.37ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年09月限は14,090元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年08月限は504.4元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1955.22ドル(前日比2.78ドル縮小)、円建てで9,509円(前日比46円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月4日 14時10分時点 6番限)
金 15,653円/g
白金 6,144円/g
ゴム 312.3円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「中央銀行の買いは長期視点で続くだろう」
前回は、「緩和的な金融政策と各種リスクの拡大を意識」として、ワールド・ゴールド・カウンシルが実施した中央銀行向けのアンケートで行われた、5年後、中央銀行(全体)の金(ゴールド)の保有比率(現在19%)はどうなると思いますか?という質問への回答結果を確認しました。
今回は、「中央銀行の買いは長期視点で続くだろう」として、2010年ごろ以降の世界分断と高インフレ(長期視点)の背景を、確認します。
筆者が提唱する、金相場分析を体系立てた「七つのテーマ」において、中央銀行は中長期視点で金相場の動向を左右し得る大変に重要なテーマです。
今年の調査結果が示したとおり、多くの中央銀行は、金利水準が低下する可能性があり、かつ世界分断がきっかけで一強体制が揺らぎつつある米ドルを避けつつ、インフレや地政学的リスクなどがもたらすマイナス面の影響を軽減することが期待される金(ゴールド)を物色する傾向を強めていると考えられます。
今後も中長期視点で、中央銀行は金(ゴールド)相場を支え続ける可能性があります。
足元、投資家の皆さんの間で、金(ゴールド)投資が人気を博していますが、「有事」だけが、金(ゴールド)相場の動向を説明するテーマではありません。本レポートで述べた「中央銀行」は、大変に重要なテーマです。
資産形成が長期のプロジェクトである以上、長期視点の「材料」を見据える必要があります。そのためにも、長期視点のテーマである「中央銀行」の動向に注目する必要があるのです。
まずは、ご自身が「先進国型のクジラ」か「新興国型のクジラ」か、イメージをしてみると面白いでしょう。
図:2010年ごろ以降の世界分断と高インフレ(長期視点)の背景

出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。3,351.37ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年09月限は14,090元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年08月限は504.4元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1955.22ドル(前日比2.78ドル縮小)、円建てで9,509円(前日比46円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月4日 14時10分時点 6番限)
金 15,653円/g
白金 6,144円/g
ゴム 312.3円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「中央銀行の買いは長期視点で続くだろう」
前回は、「緩和的な金融政策と各種リスクの拡大を意識」として、ワールド・ゴールド・カウンシルが実施した中央銀行向けのアンケートで行われた、5年後、中央銀行(全体)の金(ゴールド)の保有比率(現在19%)はどうなると思いますか?という質問への回答結果を確認しました。
今回は、「中央銀行の買いは長期視点で続くだろう」として、2010年ごろ以降の世界分断と高インフレ(長期視点)の背景を、確認します。
筆者が提唱する、金相場分析を体系立てた「七つのテーマ」において、中央銀行は中長期視点で金相場の動向を左右し得る大変に重要なテーマです。
今年の調査結果が示したとおり、多くの中央銀行は、金利水準が低下する可能性があり、かつ世界分断がきっかけで一強体制が揺らぎつつある米ドルを避けつつ、インフレや地政学的リスクなどがもたらすマイナス面の影響を軽減することが期待される金(ゴールド)を物色する傾向を強めていると考えられます。
今後も中長期視点で、中央銀行は金(ゴールド)相場を支え続ける可能性があります。
足元、投資家の皆さんの間で、金(ゴールド)投資が人気を博していますが、「有事」だけが、金(ゴールド)相場の動向を説明するテーマではありません。本レポートで述べた「中央銀行」は、大変に重要なテーマです。
資産形成が長期のプロジェクトである以上、長期視点の「材料」を見据える必要があります。そのためにも、長期視点のテーマである「中央銀行」の動向に注目する必要があるのです。
まずは、ご自身が「先進国型のクジラ」か「新興国型のクジラ」か、イメージをしてみると面白いでしょう。
図:2010年ごろ以降の世界分断と高インフレ(長期視点)の背景

出所:筆者作成