原油反発。中東情勢の悪化などで。76.68ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。5,191.59ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年05月限は16,740元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年04月限は641.1元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで3009.29ドル(前日比38.91ドル縮小)、円建てで16,562円(前日比159円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月4日 18時37分時点 6番限)
金 27,269円/g
白金 10,707円/g
ゴム 369.3円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「石油輸送の大動脈『ホルムズ海峡』封鎖か」
前回は、「イラン・アフガンのテロ組織を挟み撃ち」として、中東周辺で交戦状態にある国・地域(2026年3月時点)を、確認しました。
今回は、「石油輸送の大動脈『ホルムズ海峡』封鎖か」として、各海上交通の要衝を通過する原油・石油製品の量(1日あたり)(2023年)を、確認します。
以下の図は、世界のさまざまな海上交通の要衝を通過する原油・石油製品の量を示しています。米国エネルギー情報局(EIA)によれば、世界の原油・石油製品の海上輸送のおよそ27%、世界の原油・石油製品の供給のおよそ20%が、ホルムズ海峡を通過したとされています(2023年)。イランが今回、事実上封鎖したとされる同海峡は、石油輸送の大動脈です。
アラビア海(ペルシャ湾)から「ホルムズ海峡」を通じて、オマーン湾、引いてはインド洋に出た原油や石油製品のほとんど※がアジアに向かいます。同海峡が封鎖された場合、まずはアジアの原油・石油製品の消費国に影響が及びます。※84.7%がアジアに向かった(2024年、Energy Instituteのデータより)
日本などの先進国では備蓄制度を確立しているため、同海峡が封鎖されても直ちに供給途絶に至ることはありません。
ただし、「ホルムズ海峡封鎖」という、大変にインパクトがあるキーワードが世界中に広がったことにより、短期視点で原油相場に強い上昇圧力がかかった状態が続く可能性があります。この点が、3月2日の取引開始時の価格がおよそ75ドル(攻撃前比12%高)に達した一因です。
留意すべきことは「封鎖」が、イラン側が危険を知らせ、それに応じて各種船舶が航行を控える封鎖(事実上の封鎖)なのか、機雷(洋上に設置され、接触すると爆発する兵器)などの兵器が大量に設置された完全な封鎖なのかを見極めることです。前者の場合、イラン側が危険を意図的に知らせない船舶は、航行できる可能性があるためです。
また仮に、後者の封鎖が1年を超え、アジアの主要国の原油・石油備蓄の減少が目立った場合、アジアの消費国の経済が鈍化し、世界経済が停滞する可能性があります。この場合、原油需要が大きく減少し、原油相場が下落する可能性もあります。供給減少による上昇圧力を、需要減少による下落圧力が勝るケースです。
図:各海上交通の要衝を通過する原油・石油製品の量(1日あたり)(2023年)

出所:EIA、IMFのデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。5,191.59ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年05月限は16,740元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年04月限は641.1元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで3009.29ドル(前日比38.91ドル縮小)、円建てで16,562円(前日比159円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月4日 18時37分時点 6番限)
金 27,269円/g
白金 10,707円/g
ゴム 369.3円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「石油輸送の大動脈『ホルムズ海峡』封鎖か」
前回は、「イラン・アフガンのテロ組織を挟み撃ち」として、中東周辺で交戦状態にある国・地域(2026年3月時点)を、確認しました。
今回は、「石油輸送の大動脈『ホルムズ海峡』封鎖か」として、各海上交通の要衝を通過する原油・石油製品の量(1日あたり)(2023年)を、確認します。
以下の図は、世界のさまざまな海上交通の要衝を通過する原油・石油製品の量を示しています。米国エネルギー情報局(EIA)によれば、世界の原油・石油製品の海上輸送のおよそ27%、世界の原油・石油製品の供給のおよそ20%が、ホルムズ海峡を通過したとされています(2023年)。イランが今回、事実上封鎖したとされる同海峡は、石油輸送の大動脈です。
アラビア海(ペルシャ湾)から「ホルムズ海峡」を通じて、オマーン湾、引いてはインド洋に出た原油や石油製品のほとんど※がアジアに向かいます。同海峡が封鎖された場合、まずはアジアの原油・石油製品の消費国に影響が及びます。※84.7%がアジアに向かった(2024年、Energy Instituteのデータより)
日本などの先進国では備蓄制度を確立しているため、同海峡が封鎖されても直ちに供給途絶に至ることはありません。
ただし、「ホルムズ海峡封鎖」という、大変にインパクトがあるキーワードが世界中に広がったことにより、短期視点で原油相場に強い上昇圧力がかかった状態が続く可能性があります。この点が、3月2日の取引開始時の価格がおよそ75ドル(攻撃前比12%高)に達した一因です。
留意すべきことは「封鎖」が、イラン側が危険を知らせ、それに応じて各種船舶が航行を控える封鎖(事実上の封鎖)なのか、機雷(洋上に設置され、接触すると爆発する兵器)などの兵器が大量に設置された完全な封鎖なのかを見極めることです。前者の場合、イラン側が危険を意図的に知らせない船舶は、航行できる可能性があるためです。
また仮に、後者の封鎖が1年を超え、アジアの主要国の原油・石油備蓄の減少が目立った場合、アジアの消費国の経済が鈍化し、世界経済が停滞する可能性があります。この場合、原油需要が大きく減少し、原油相場が下落する可能性もあります。供給減少による上昇圧力を、需要減少による下落圧力が勝るケースです。
図:各海上交通の要衝を通過する原油・石油製品の量(1日あたり)(2023年)

出所:EIA、IMFのデータをもとに筆者作成
