原油反落。中東情勢の緊張緩和などで。91.11ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。4,602.60ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年09月限は17,460元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年07月限は607.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2628.1ドル(前日比11.40ドル拡大)、円建てで14,112円(前日比7円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月25日 18時36分時点 6番限)
金 24,022円/g
白金 9,910円/g
ゴム 407.9円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「同じように動く金(ゴールド)と株価指数」
前回は、「ナフサを持たない者は工夫をし続ける」と題して、WTI原油先物(期近)月間平均について、述べました。
今回は、「同じように動く金(ゴールド)と株価指数」と題して、S&P500種指数、NY金(ゴールド)先物の価格推移(日足終値)について、述べます。
しばしば、「金(ゴールド)は株価指数が下落した時の受け皿になる」という話を耳にします。金(ゴールド)価格の動きは株価指数の動きと密接、という話です。今後数回に分けて、本当に「受け皿」なのかについて考察します。
以下の図は、S&P500種指数(以下、S&P500)とNY金(ゴールド)先物の価格推移を示しています。1980年台半ばから1990年台後半までは、相関係数がマイナス0.60と、逆相関(逆の動き)をする傾向がありました。
しかし、2010年ごろからは、相関係数が0.82と、同じように上がったり下がったりするようになりました。
相関係数は、マイナス1.0と1.0の間で決定し、マイナス1.0に近づけば近づくほど、二つは逆に動く傾向があることを(逆相関)、1.0に近づけば近づくほど、二つは同じように動く傾向があることを(順相関)を示す目安とされています。
このことから、2010年ごろ以降は、「株と金(ゴールド)は逆相関」という、金(ゴールド)市場に伝わるナラティブ(物語)は、実態とは言い難いと言えます。
ナラティブはエビデンス(証拠)よりも、伝播力が高く、消費者や投資家の行動に大きな影響を与える傾向があります。このことが、2026年になった今でも「株と金(ゴールド)は逆相関」というナラティブが支配的である理由です。
そもそも、投資活動は、消費活動と異なります。消費活動であれば、ナラティブが優先されることは往々にしてあると思います。インターネットやテレビなどの広告では、ナラティブを深めることが何よりも重視されています。
しかし、投資活動という、大切なご資金を金融商品に投じた上で、それがもたらす損益を受入れる行為において、ナラティブが優先されることは、筆者としてはできれば避けた方がよいと考えています。
もたらされた利益や損失を受入れるためには(自己責任の世界ゆえ、受入れなければならない)、合理的な思考が必要だからです。合理的な思考は、わかりやすさや雰囲気、有名人の言葉に頼っていては、生じ得ません。
だからこそ、投資活動においては(金投資に限らず)、ナラティブから離れ、エビデンスを重視する必要があるのです。
図:S&P500種指数、NY金(ゴールド)先物の価格推移(日足終値)

出所:ブルームバーグのデータより筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。4,602.60ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年09月限は17,460元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年07月限は607.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2628.1ドル(前日比11.40ドル拡大)、円建てで14,112円(前日比7円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月25日 18時36分時点 6番限)
金 24,022円/g
白金 9,910円/g
ゴム 407.9円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「同じように動く金(ゴールド)と株価指数」
前回は、「ナフサを持たない者は工夫をし続ける」と題して、WTI原油先物(期近)月間平均について、述べました。
今回は、「同じように動く金(ゴールド)と株価指数」と題して、S&P500種指数、NY金(ゴールド)先物の価格推移(日足終値)について、述べます。
しばしば、「金(ゴールド)は株価指数が下落した時の受け皿になる」という話を耳にします。金(ゴールド)価格の動きは株価指数の動きと密接、という話です。今後数回に分けて、本当に「受け皿」なのかについて考察します。
以下の図は、S&P500種指数(以下、S&P500)とNY金(ゴールド)先物の価格推移を示しています。1980年台半ばから1990年台後半までは、相関係数がマイナス0.60と、逆相関(逆の動き)をする傾向がありました。
しかし、2010年ごろからは、相関係数が0.82と、同じように上がったり下がったりするようになりました。
相関係数は、マイナス1.0と1.0の間で決定し、マイナス1.0に近づけば近づくほど、二つは逆に動く傾向があることを(逆相関)、1.0に近づけば近づくほど、二つは同じように動く傾向があることを(順相関)を示す目安とされています。
このことから、2010年ごろ以降は、「株と金(ゴールド)は逆相関」という、金(ゴールド)市場に伝わるナラティブ(物語)は、実態とは言い難いと言えます。
ナラティブはエビデンス(証拠)よりも、伝播力が高く、消費者や投資家の行動に大きな影響を与える傾向があります。このことが、2026年になった今でも「株と金(ゴールド)は逆相関」というナラティブが支配的である理由です。
そもそも、投資活動は、消費活動と異なります。消費活動であれば、ナラティブが優先されることは往々にしてあると思います。インターネットやテレビなどの広告では、ナラティブを深めることが何よりも重視されています。
しかし、投資活動という、大切なご資金を金融商品に投じた上で、それがもたらす損益を受入れる行為において、ナラティブが優先されることは、筆者としてはできれば避けた方がよいと考えています。
もたらされた利益や損失を受入れるためには(自己責任の世界ゆえ、受入れなければならない)、合理的な思考が必要だからです。合理的な思考は、わかりやすさや雰囲気、有名人の言葉に頼っていては、生じ得ません。
だからこそ、投資活動においては(金投資に限らず)、ナラティブから離れ、エビデンスを重視する必要があるのです。
図:S&P500種指数、NY金(ゴールド)先物の価格推移(日足終値)

出所:ブルームバーグのデータより筆者作成
