原油反発。米主要株価指数の反発などで。82.76ドル/バレル近辺で推移。
金反落。米10年債利回りの反発などで。4,402.34ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。27年01月限は17,790元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年09月限は562.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,668.94ドル(前日比19.26ドル縮小)、円建てで14,023円(前日比22円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月14日 17時02分時点 6番限)
金 22,778円/g
白金 8,755円/g
ゴム -円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「長期の株高・金(ゴールド)高は継続か」
前回は、「インフラ・信仰の対象としての株価指数」と題して、コモディティアナリストが考える米主要株価指数の長期上昇の背景について、述べました。
今回は、「長期の株高・金(ゴールド)高は継続か」と題して、S&P500、金(ゴールド)の価格推移について、述べます。
ここまでの数回で、主要株価指数の長期上昇について、「銘柄入れ替え」という仕組み、株高を望む人々の思惑、株価指数のインフラ化という視点から考えてきました。こうした力は今後も株価を支える可能性があります。
その上で、コモディティアナリストとしては、その反対側にも目を向ける必要があると考えています。株価を支える期待の塊である「光」が強くなるほど、金(ゴールド)価格を支える懸念の塊である「影」が濃くなる可能性があるためです。
長期視点の金(ゴールド)市場を取り巻く環境を確認します。金融緩和や財政支出などによって経済を支える動きは株価指数にとって『光』」です。その一方で、それを受けて発生する、通貨供給量や財政赤字の増加、長期視点のインフレなどは、超長期視点で金(ゴールド)相場を支える非伝統的な有事になり得ます。
また、SNSの普及によって多様な意見が可視化される一方、分断、自国優先、感情の噴出、短期的な成果を求める風潮なども強まっています。これらの「非伝統的な有事」が増幅する「影」は、特定の国や通貨の信用に依存しない金(ゴールド)を保有する理由を強めるきっかけになり得ます。
以下の図は、この「光と影」が市場に表れている可能性を示唆しています。1980~1999年ごろのS&P500と金(ゴールド)の相関係数はマイナス0.60でした。株高・金(ゴールド)安、株安・金(ゴールド)高という、教科書的な逆相関が比較的鮮明だった時代です。
ですが、2010年ごろ以降、両者の相関係数は0.82程度になりました。株と金(ゴールド)が、ともに長期視点で上昇する時代に突入しているのです。
筆者は、現代社会が増幅する「期待」(SNSでさらに膨張)という光が株価を押し上げ、非伝統的有事が増幅する「懸念」という影が金(ゴールド)価格を押し上げていると考えています。この構造が続くのであれば、「株か金(ゴールド)か」という二者択一ではなく、「株も金(ゴールド)も」上昇する環境が長期化する可能性があります。
そして日本でも、企業業績の拡大だけでなく、指数の銘柄組み換え、資産形成のさらなる普及、株価指数のインフラ化、景気悪化を回避しようとする政策(国・自治体)と思惑(国民)が重なれば、株価指数の長期上昇は続き得るでしょう。
日経平均10万円超は決して夢物語ではなく、社会構造の変化から考えることができる長期シナリオの一つだと、筆者は考えています。
図:S&P500、金(ゴールド)の価格推移

出所:ブルームバーグのデータを基に筆者作成
金反落。米10年債利回りの反発などで。4,402.34ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。27年01月限は17,790元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年09月限は562.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,668.94ドル(前日比19.26ドル縮小)、円建てで14,023円(前日比22円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月14日 17時02分時点 6番限)
金 22,778円/g
白金 8,755円/g
ゴム -円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「長期の株高・金(ゴールド)高は継続か」
前回は、「インフラ・信仰の対象としての株価指数」と題して、コモディティアナリストが考える米主要株価指数の長期上昇の背景について、述べました。
今回は、「長期の株高・金(ゴールド)高は継続か」と題して、S&P500、金(ゴールド)の価格推移について、述べます。
ここまでの数回で、主要株価指数の長期上昇について、「銘柄入れ替え」という仕組み、株高を望む人々の思惑、株価指数のインフラ化という視点から考えてきました。こうした力は今後も株価を支える可能性があります。
その上で、コモディティアナリストとしては、その反対側にも目を向ける必要があると考えています。株価を支える期待の塊である「光」が強くなるほど、金(ゴールド)価格を支える懸念の塊である「影」が濃くなる可能性があるためです。
長期視点の金(ゴールド)市場を取り巻く環境を確認します。金融緩和や財政支出などによって経済を支える動きは株価指数にとって『光』」です。その一方で、それを受けて発生する、通貨供給量や財政赤字の増加、長期視点のインフレなどは、超長期視点で金(ゴールド)相場を支える非伝統的な有事になり得ます。
また、SNSの普及によって多様な意見が可視化される一方、分断、自国優先、感情の噴出、短期的な成果を求める風潮なども強まっています。これらの「非伝統的な有事」が増幅する「影」は、特定の国や通貨の信用に依存しない金(ゴールド)を保有する理由を強めるきっかけになり得ます。
以下の図は、この「光と影」が市場に表れている可能性を示唆しています。1980~1999年ごろのS&P500と金(ゴールド)の相関係数はマイナス0.60でした。株高・金(ゴールド)安、株安・金(ゴールド)高という、教科書的な逆相関が比較的鮮明だった時代です。
ですが、2010年ごろ以降、両者の相関係数は0.82程度になりました。株と金(ゴールド)が、ともに長期視点で上昇する時代に突入しているのです。
筆者は、現代社会が増幅する「期待」(SNSでさらに膨張)という光が株価を押し上げ、非伝統的有事が増幅する「懸念」という影が金(ゴールド)価格を押し上げていると考えています。この構造が続くのであれば、「株か金(ゴールド)か」という二者択一ではなく、「株も金(ゴールド)も」上昇する環境が長期化する可能性があります。
そして日本でも、企業業績の拡大だけでなく、指数の銘柄組み換え、資産形成のさらなる普及、株価指数のインフラ化、景気悪化を回避しようとする政策(国・自治体)と思惑(国民)が重なれば、株価指数の長期上昇は続き得るでしょう。
日経平均10万円超は決して夢物語ではなく、社会構造の変化から考えることができる長期シナリオの一つだと、筆者は考えています。
図:S&P500、金(ゴールド)の価格推移

出所:ブルームバーグのデータを基に筆者作成
