大統領選挙直前で変化の兆し

著者:菊川 弘之
 10月22日(日本時間23日午前)に開催された最後の大統領候補者討論会直後の世論調査は、メディアによって分かれたが、バイデン候補は、1回目のTV討論会でグリーンニューディールを否定した事で民主党左派を、今回は「石油業界への助成金をやめる」と口を滑らせた事で、トランプ大統領が指摘したように、テキサス州、ペンシルバニア州、オクラホマ州の石油業界票が離れる可能性も浮上してきた。

 今回の大統領選挙は、「トランプVSバイデン」と言うよりも、「親トランプVS反トランプ」と言う構図だが、最後のTV討論会後、ラスムッセンが発表している「トランプ支持」と「トランプ支持せず」との数値が逆転してきた。

 熱狂的なトランプ支持者はいるが、熱狂的なバイデン支持者は少なく、事実上のトランプ大統領の信任投票との側面は強い。

 バイデン候補の次男メールでのウクライナ疑惑・中国華信能源(CEFC)疑惑に続き、元NY市長のルディ・ジュリアーニ氏がハンター・バイデン氏と未成年女性の「非常に不快な写真」をデラウェア州警察当局に提供したと、明らかにするなど、ここにきて「バイデン一族の闇」が急浮上している。

このコラムの著者

菊川 弘之(キクカワ ヒロユキ)

日産証券主席アナリスト / 国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe®)。
GelberGroup社、FutureTruth社などでのトレーニーを経験後、商品投資顧問会社でのディーリング部長等経て現職。
日経CNBC、BloombergTV、ストックボイス、ラジオ日経など多数のメディアに出演の他、日経新聞、時事通信などに連載、寄稿中。
また、中国、台湾、シンガポールなどで、現地取引所主催・共催セミナーの招待講師も務める。
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