混迷深まる中でのリスクオン相場に注意

著者:菊川 弘之
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 米連邦最高裁は10月29日、投票日の消印があれば、投票9日後に選管へ到着した分まで集計する「ノースカロライナ州」の方針について認める判断を下しており、「ペンシルバニア州」は、3日の消印が押され6日までに到着した郵便投票を受け付ける。

 「ネバダ州」の選挙当局は4日、開票結果の発表を中断。「ネバダ州」の選挙当局は、現地5日の午前9時まで開票結果を発表しないことを公表。「ネバダ州」では全ての有権者に郵便投票の投票用紙が送られ、3日の消印まで有効にしているため、3日以降に到着する投票用紙がどれだけあるかは分からない。

■アリゾナ州(開票率90%)
  バイデン候補:50.1%
  トランプ候補:48.5%

■ネバダ州(開票率84%)
  バイデン候補:49.4%
  トランプ候補:48.5%

■ジョージア州(開票率99%)
  バイデン候補:49.4%
  トランプ候補:49.4%

■ペンシルバニア州(開票率90%)
  バイデン候補:49.1%
  トランプ候補:49.7%

■ノースカロライナ州(開票率94%)
  バイデン候補:48.7%
  トランプ候補:50.1%

※米東部時間5日午後10時時点

このコラムの著者

菊川 弘之(キクカワ ヒロユキ)

NSトレーディング株式会社 代表取締役社長 / 国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe®)。
GelberGroup社、FutureTruth社などでのトレーニーを経験後、商品投資顧問会社でのディーリング部長等経て現職。
日経CNBC、BloombergTV、ストックボイス、ラジオ日経など多数のメディアに出演の他、日経新聞、時事通信などに連載、寄稿中。
また、中国、台湾、シンガポールなどで、現地取引所主催・共催セミナーの招待講師も務める。

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