原油反発。米主要株価指数の反発などで。65.73ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,699.50ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。21年05月限は15,020元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。21年04月限は422.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで531.1ドル(前日比5.4ドル拡大)、円建てで1,883円(前日比18円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月9日 19時52分頃 先限)
金 5,951円/g 白金 4,068円/g
ゴム 270.9円/kg とうもろこし 30,180円/t
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「純金積立ではどの値動きのパターンが有利か[1]」
前回は、「6つのテーマと金相場の“新常識”」として、現代の金相場の実情に沿う、新しい見方について考えました。
今回は、「純金積立ではどの値動きのパターンが有利か」として、前回の考え方をもとに、今後数回に分けて、どのような値動きが純金積立を行う上で有利か、について考えていきます。
“純金積立”は、短中期の価格変動を短中期の3つのテーマで解釈し、短期的に損益が動くことで生じる“感情の浮き沈み”という敵をあしらいながら、長期の3つのテーマで大局観を見定め続けることが、おおまかな戦略になると、考えられます。
長期投資を前提とした純金積立では、絶えず、長期的テーマである“中国・インドの宝飾需要”、“中央銀行”、“鉱山会社”の3つに、意識を向け続けることが重要です。
では、金相場のどのような推移が、純金積立にとって有利なのでしょうか?以下のとおり、3つのパターンを考えました。3ついずれも6,000円/グラムで積立を開始しています。
[1]高値維持:5年間上昇して約9,000円に達し、その後の5年間下落して約7,500円(取引開始時比+約1,500円)で取引終了。
[2]ジグザグ:2年間ごとに上昇下落を繰り返し(最大約9,000円、最低約3,000円)、取引開始と同水準で取引終了。
[3]低位から反発:5年間下落して約3,000円に達し、その後の5年間上昇して約4,500円(取引開始時比-約1,500円)で取引終了。
毎月1万円を10年間、積み立てた場合に、どのパターンの評価額が最も大きくなるのか、次回以降、書きます。
図:金相場の長期的な3つの値動きのイメージ 単位:円/グラム
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出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,699.50ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。21年05月限は15,020元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。21年04月限は422.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで531.1ドル(前日比5.4ドル拡大)、円建てで1,883円(前日比18円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月9日 19時52分頃 先限)
金 5,951円/g 白金 4,068円/g
ゴム 270.9円/kg とうもろこし 30,180円/t
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「純金積立ではどの値動きのパターンが有利か[1]」
前回は、「6つのテーマと金相場の“新常識”」として、現代の金相場の実情に沿う、新しい見方について考えました。
今回は、「純金積立ではどの値動きのパターンが有利か」として、前回の考え方をもとに、今後数回に分けて、どのような値動きが純金積立を行う上で有利か、について考えていきます。
“純金積立”は、短中期の価格変動を短中期の3つのテーマで解釈し、短期的に損益が動くことで生じる“感情の浮き沈み”という敵をあしらいながら、長期の3つのテーマで大局観を見定め続けることが、おおまかな戦略になると、考えられます。
長期投資を前提とした純金積立では、絶えず、長期的テーマである“中国・インドの宝飾需要”、“中央銀行”、“鉱山会社”の3つに、意識を向け続けることが重要です。
では、金相場のどのような推移が、純金積立にとって有利なのでしょうか?以下のとおり、3つのパターンを考えました。3ついずれも6,000円/グラムで積立を開始しています。
[1]高値維持:5年間上昇して約9,000円に達し、その後の5年間下落して約7,500円(取引開始時比+約1,500円)で取引終了。
[2]ジグザグ:2年間ごとに上昇下落を繰り返し(最大約9,000円、最低約3,000円)、取引開始と同水準で取引終了。
[3]低位から反発:5年間下落して約3,000円に達し、その後の5年間上昇して約4,500円(取引開始時比-約1,500円)で取引終了。
毎月1万円を10年間、積み立てた場合に、どのパターンの評価額が最も大きくなるのか、次回以降、書きます。
図:金相場の長期的な3つの値動きのイメージ 単位:円/グラム
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出所:筆者作成