第10回、移動平均線 その6、『 移動平均線の複数使い 』後編

今日のまとめ

・移動平均線には遅行性がある。期間が長ければ長いほど反応が遅れ、変化量も小さくなる。 ・短期移動平均線(以下短期線)・中期移動平均線(以下中期線)・長期移動平均線(以下長期線)の並び順は以下の6種類のみ。  ①長期>中期>短期  ②長期>短期>中期  ③短期>長期>中期  ④短期>中期>長期  ⑤中期>短期>長期  ⑥中期>長期>短期 そして基本的にこの順番で動く。 ※押し・戻し・もみあい時には逆の流れで動くこともある。 ・①下降トレンドの完成時、④上昇トレンド完成時は、状況によっては長く続くことがある。 それは三本の移動平均線の間隔を見ればわかる。 安定上昇(安定下降)時・・・平行になる。・・・安定して上昇(下降)。 加速度上昇(加速度下降)時・・・・拡散する。・・・初期は大きなトレンド、終盤はトレンドの転換を予兆。 減速上昇(減速下降)時・・・収束する。・・・トレンドの終了を予兆。 □第10回講義終了。今回もちょっとPR 小次郎講師流「タートルズ投資塾」三期生募集締切近し! ドットコモディティの主催で「勝てる投資家を創る!」というキャッチフレーズの元に投資家育成プロジェクト「THE MASTERS」という企画を開催している。その中で私は「小次郎講師流タートルズ投資塾」という10回コースの塾を担当しているのだが、おかげさまでそちらも大好評である。 ■「起立、礼!」 □本日の講義をマスターしたなら、特別に単位を4単位差し上げよう。 本日の単位数4  累計単位数22 テクニシャンまであと  78単位! 小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g