小次郎講師のRSI(相対力指数)解説その5、「ダイバージェンスの本当の意味を理解しているか?」

3、ダイバージェンスの注意ポイント!

□ただし、注意ポイントとしては・・・ ■注意ポイント!? □たとえば上昇トレンド中にRSIのダイバージェンスが起こったとする。そのときわかるのは上昇力が弱まったということ。上昇力が弱まったということと、下降トレンドに変わるということはちょっと違う。 ■つまり、上昇力が弱まっていると思ったらまた強くなったという展開もありうるということですね。 □そういうこと。考えられるでしょ? zu3 ■ですね。ではどうすればいいと? □RSIのダイバージェンスを絶対的なものと思ってはいけない。あくまで、トレンドが変化する可能性ありと身構える。 ■身構えるけど、まだ売買はしないんですね。 □そういうこと。まずは、価格が反転を始めてからアクションを起こす。そのときも損切りラインを小さめに設定して、逆方向に行ったらすぐに決済出来るようにして、仕掛けるというのが鉄則。
上昇トレンド中にダイバージェンスが起こったとき 1、トレンドが変化するかもと身構える。 2、価格が下げ始めたことを確認して売る。 3、逆方向に行く可能性があるので浅めに損切りラインを設定する。
下降トレンド中にダイバージェンスが起こったとき 1、トレンドが変化するかもと身構える。 2、価格が上げ始めたことを確認して買う。 3、逆方向に行く可能性があるので浅めに損切りラインを設定する。
大事なことは価格が変化しだしてから仕掛けること。価格が変化しないのに先読みして仕掛けると痛い目に合うことがある。 ■なるほど、ダイバージェンスを買い方の勢いがなくなってきたと正しく理解すると、それが下げにすぐつながるケースと、その後また勢いが出てきたというケースがあることがわかりますね。 □ダイバージェンスを絶対視しないで、トレンドが反転する可能性があるぞ、と、注意深く見守るという姿勢が大事。 ■了解です。 □本日はRSIのダイバージェンス。ではまた次回。まだまだRSIが続く。 ■え?もうこれ以上話すこと無いような。 □ははは、ここまでなら一般のサイトでも書いてある。ここからがコジテクの真骨頂。 ■恐れいりました。次回が楽しみです。