小次郎講師のボリンジャーバンド解説その5、「ミッドバンド研究」

今日のまとめ

・バンドワイズチャートとは要はボリンジャーバンドのバンド幅に注目しようという教え。%bチャートは現在の価格がボリンジャーバンドの5つの線のどの位置にあるかを注目しようという教え。 ・バンド幅に注目するということは、ボラティリティ(価格変動の大きさ)の変化に注目しようということ。価格がバンド内のどの位置にあるかということは、それにより価格の相対的な高さを表したもの。もうひとつ大事なことはミッドバンドは20日移動平均線であるということ。これは中期的なトレンドの方向性を示している。 ・ボリンジャーバンドは「トレンドの方向性」「価格変動の変化」「相対的価格の高さ」この3つを使って分析する手法。 ・ミッドバンドは20日移動平均線。EMA(指数平滑移動平均)ではなく、SMA(単純移動平均)を使う。標準偏差の計算が20日の単純移動平均を基本としている以上、標準偏差に重きを置くボリンジャーバンドのミッドバンドは単純移動平均線でなければ整合性がとれない。 【ミッドバンドからトレンドを見分ける方法】 ・上昇トレンド・・・その期間のろうそく足はほとんどミッドバンドの上 ・下降トレンド・・・その期間のろうそく足はほとんどミッドバンドの下 ・もみあい期間・・・短期間のうちにろうそく足とミッドバンドが何度もクロスする状態。 ・ろうそく足が完全にミッドバンドの下に行ってしまったらそれで終わり。 ・ボリンジャーバンドは移動平均線とストキャスを足してそれにボラティリティの要素を加えたもの。 □第2部第11回講義終了。 ■「起立、礼!」 □本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。 本日の単位数2  累計単位数22 中級テクニシャンまで後78単位! 小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g