ドル円、目先は５０％戻しの１１１円ちょうど付近が意識＝ＮＹ為替チェック

　日本時間の４時に公表されたＦＯＭＣ議事録を受けて為替市場はドル売りの反応が見られている。ドル円は一時１１１．１５円近辺まで下げ幅を拡大し、きょうは高値から１５０ポイント超急落している形となっている。

　きょうの下げで９月から１１月はじめにかけての上昇波のフィボナッチ３８．２％戻しの水準を完全に下回ってきている。定石通りであれば、５０％戻しの１１１円ちょうど付近に到達するケースも多く見られ、目先の下値サポートして意識される。

　また、２００日線も下回ってきており、明日以降の動きが注目されるが、明日は東京、米国とも休日で市場参加者は少ない。まとまったフローが入れば過度に動く可能性もあり警戒される。

USD/JPY　111.24

minkabu PRESS編集部　野沢卓美
 

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