−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 1) 863.5 864.7 843.1 845.6 - 17.2 (24/ 4) 869.5 871.7 850.4 852.8 - 16.8 パラジウム (23/12) 997.00 1003.50 950.00 978.80 - 30.30 (24/ 3) 1002.00 1002.00 956.50 984.10 - 30.20 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 30,892 31,645 82,144 (+ 4,397) パラジウム 7,236 7,148 26,381 (+ 1,307) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 34,283.10 + 391.16 9日 151.37/39 1.0663/65 ・ナスダック 13,798.11 + 276.66 10日 151.51/53 1.0686/88 ・10年米国債利回り 4.62 0.00 ・NY原油 (23/12) 77.17 + 1.43 ・SPDR保有金残高 867.28 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ、パラジウムは続落。前日比は、プラチナ が19.0〜16.9ドル安、中心限月の1月限が17.2ドル安、パラジウムが 31.30〜30.20ドル安、中心限月の12月限は30.30ドル安。 プラチナ1月限は続落。来年の米景気悪化懸念が重し。パウエル米連邦準備制度理事 会(FRB)議長は追加利上げを選択肢としつつ、タカ派的な据え置きを継続する構え であり、来年の米景気見通しの不透明感が増している。9日、パウエル米連邦準備制度 理事会(FRB)議長は「適切な場合の追加利上げを躊躇せず」と述べ、さらなる金融 引き締めを選択肢として残した。10日、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「利 上げが終了したかどうかはまだ分からない」との認識を示している。 11月の米ミシガン大学消費者信頼感指数が60.4まで低下し、5月以来の低水準 となったことは来年の米景気懸念を強めた。低下は4ヶ月連続で、年後半にかけての消 費者マインドの悪化は明らか。本指数は景気に先行する傾向がある。 米株式市場が堅調だったことは支援要因。プラチナ市場では米景気悪化による需要下 振れが警戒されている反面、主要な米株価指数は先月末からの戻り歩調を維持してお り、景気懸念は限定的。金融市場によって、景気見通しはまだら模様。 パラジウム12月限は続落。今年よりも来年が米経済にとって困難な年になると警戒 されているなかで節目の1000ドルを下回り、一代安値を更新した。 今日の材料 ・中銀預金金利を4%に維持すれば、インフレ抑制に十分なはず=ラガルドECB総裁 ・重大なショックが訪れた時には、再び対応するべき=同上 ・勝利宣言には早いが、金融政策は適切な状況にある=米サンフランシスコ連銀総裁 ・インフレが2%へ向かっているのかデータの確認が必要=同上 ・ミシガン大学発表の長期期待インフレ率は3.2%まで上昇、11年以来の高水準 MINKABU PRESS
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