アフリカの産油国、アンゴラが石油輸出国機構(OPEC)からの離脱を表明した。 アンゴラは増産を強く志向しているが、OPECプラスは生産能力の低下から逆に生産 割当引き下げの動きを強めており、アンゴラは強い不満を示していました。アンゴラが OPECから離脱しても大規模な増産能力は有していないとみられるため、短期的な影 響だろう。一方、これをきっかけにOPECの結束が緩んでくると、将来的な協調減産 体制の崩壊につながる可能性には注意が必要だろう。ナイジェリアなども公然と不満を 表明しており、更なる離脱国が出てくると、そのこと自体OPEC主導の需給管理を難 しくさせることになる。米国やブラジル、ガイアナなどの増産が進む中、OPECが減 産に踏み切るの負担とメリットとのバランスが崩れている。今後もOPECが結束を保 てるのか、アンゴラの離脱がOPEC崩壊の第一歩になるのか、不確実性が高まってい る。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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