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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (26/ 1) 1517.6 1542.0 1489.2 1524.2 + 7.0
(26/ 4) 1534.8 1556.1 1505.8 1540.6 + 7.5
パラジウム (25/12) 1391.00 1402.50 1345.00 1386.80 + 0.40
(26/ 3) 1412.00 1420.00 1366.50 1409.80 + 3.50
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 33,233 35,824 84,063 (+ 1,135)
パラジウム 14,322 20,755 20,057 (- 562)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 46,245.41 + 493.15
前日 157.56/58 1.1525/27 ・ナスダック 22,273.08 + 195.03
本日 156.38/40 1.1517/19 ・10年米国債利回り 4.06 - 0.04
・NY原油 (26/ 1) 58.06 - 0.94 ・SPDR保有金残高 1,039.43 - 4.29
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナが7.0〜12.7ドル高、
中心限月の1月限が7.0ドル高、パラジウムは1.20ドル安〜4.60ドル高、中
心限月の12月限は0.40ドル高。
プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナ1月限が8.1ドル高、パラ
ジウム12月限は10.10ドル高。
プラチナ1月限は反発。時間外取引では、12月の米連邦公開市場委員会(FOM
C)の利下げ見送りの見方や金軟調を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、下
げ幅を拡大した。日中取引では、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が利下げの余
地があると述べたことや、米製造業購買担当者景気指数(PMI)の低下を受けて買い
優勢となった。
パラジウム12月限はドル高が圧迫要因になったが、他の貴金属の反発を受けて買い
戻し主導で上昇した。
プラチナ1月限は時間外取引を1489.2〜1526.7ドルのレンジで推移し、
前日比2.8ドル安の1514.4ドルとなった。1月限は高寄りしたのち、12月の
米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ見送りの見方や金軟調を受けて売り優勢と
なった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。
日中取引では、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が利下げの余地があると述べ
たことや、米製造業購買担当者景気指数(PMI)の低下を受けて買い優勢となった。
時間外取引の高値を突破し、1542.0ドルまで上昇した。
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、連邦準備理事会(FRB)の金融政策は
足元で「緩やかに引き締め的」との見方を示し、FRBはインフレ目標をリスクにさら
すことなく「近い将来」に利下げを実施できると述べた。11月の米製造業購買担当者
景気指数(PMI)速報値は51.9と前月の52.5から低下した。4カ月ぶりの低
水準。市場予想は52.0だった。
パラジウム12月限は、時間外取引を1345.00〜1396.50ドルのレンジ
で推移し、前日比4.9ドル安の1381.50ドルとなった。12月限は高寄りした
のち、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ見送りの見方や他の貴金属
の軟調を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、下げ一服となった。
日中取引では、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁の利下げ発言を受けて買い優
勢となり、1402.50ドルまで上昇した。その後は、戻りを売られたが、他の貴金
属の反発を受けて買い戻し主導で戻した。
20日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比6863オンス減の61万
6949オンス、パラジウムは変わらずの17万3224オンス。
今日の材料
・11月のドイツのHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.1と、
前月の53.9から低下し2カ月ぶりの低水準となった。製造業PMIが予想外に低下
し、サービス業PMIも予想を下回った。
・11月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.5で10月の
52.2から低下し、かろうじて景況拡大・悪化の分かれ目となる50を上回った。
・11月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.4
と、2年ぶりの高水準だった前月の52.5から小幅に低下したものの、堅調さを維持
した。市場予想は52.5。
・8月の米卸売在庫は前月比横ばいとなった。自動車など耐久財の在庫増が、処方薬な
ど非耐久消費財の在庫減を相殺した。当初発表は0.2%減。市場予想も0.2%減。
・11月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.9と前月の52.5
から低下した。4カ月ぶりの低水準。市場予想は52.0だった。総合PMIは
54.8と、前月の54.6から上昇。サービス業PMIは55.0と、前月の
54.8から上昇した。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのミュラー・エストニア中銀総裁とコッハ
ー・オーストリア中銀総裁は、インフレ率が当面、目標の2%付近に留まるとの見通し
から、ECBは良好な位置にあるとの見方を示した。
・米労働省労働統計局(BLS)は、10月の消費者物価指数(CPI)の発表を取り
やめると明らかにした。入手可能なデータについては、12月18日に発表予定の11
月分のCPIと合わせて公表するとした。
・米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長は、株式市場での人工知能(A
I)関連銘柄の急伸は、1990年代後半に起きたドットコム株ブーム(ITバブル)
の崩壊のような事態を招かないのではないかとの見解を示した。
・米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、連邦準備理事会(FRB)の金融政策は
足元で「緩やかに引き締め的」との見方を示し、FRBはインフレ目標をリスクにさら
すことなく「近い将来」に利下げを実施できると述べた。
・米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は、12月の連邦公開市場委員会(FOM
C)での自身の投票が利下げにつながるのであれば、25ベーシスポイント(bp)の
利下げに賛成票を投じるとの意向を明らかにした。
・米ダラス地区連銀のローガン総裁は、現行政策が経済にどの程度の抑制効果を及ぼし
ているか見極める間、連邦準備理事会(FRB)は政策金利を「当面の間」現行水準に
据え置く必要があるとの考えを示した。
MINKABU PRESS
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