石油午前=堅調、イスラエルのラファ侵攻による緊迫化を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。中国の春節の大移動で例年のように石油需要の上振れが期待
できることや、イスラエル軍がパレスチナ自治区南部ラファへの地上侵攻を準備してい
ることが相場を支えている。北部から避難してきた難民に対して虐殺が繰り返されるよ
うだと、周辺各国の反シオニズム感情が高まり、中東情勢が緊迫化する見通し。円相場
は1ドル=149円前半で推移し、前日水準とほぼ変わらず。時間外取引でニューヨー
ク原油は小幅高。
 日中取引開始後、原油の2024年7月限は堅調。ただ、夜間取引の高値付近で足踏
みしている。
 午前11時07分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
200円安〜560円高。
 午前11時07分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が2247枚。
【ベネズエラ、ガイアナとの国境付近に戦車などを配備】
 南米ベネズエラは隣国ガイアナとの国境付近で軍事的な配備を行っている。衛星画像
によると、戦車や装甲車が確認された。米WSJが伝えた。ベネズエラはガイアナのエ
セキボ地域の領有権を主張している。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で3月限は前日比0.08ドル高の77.00ドルで推移。
本日これまでのレンジは76.90〜77.11ドル。
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