−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/03 418.25 427.50 418.25 426.00 + 8.00
2024/05 428.75 438.75 428.25 438.00 + 9.25
2024/07 440.00 449.75 439.50 449.50 + 9.50
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 406,754 260,119 1,512,273 (+ 10,139)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(2月29日までの週)
コーン:110万9600トン(事前予想レンジ:50万〜120万トン)
小 麦: 33万5100トン(事前予想レンジ:15万〜 50万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(3月13日−3月17日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
コーンは揃って続伸。終値の前営業日比は1.75〜9.50セント高。中心限月の
5月限は9.25セント高の438.00セント。
前日に続き、これまでの下落の後の買戻し優勢となった。特に8日に米農務省(US
DA)月例需給報告の発表を控えていることや大豆の大幅高が買い戻しを活発化させる
要因となった。
5月限は428.75セントで取引を開始。アジアの時間帯は430セントが上値抵
抗線として意識されたが、これを突破したことで上げ足を強めて430セント台後半ま
で浮上。一時は2月14日以来の水準となる438.75セントの高値を付けた。高値
では転売が見られながらも433セントで買い戻される底堅さを見せ、この日の高値圏
を保ったまま取引を終えた。
米農務省(USDA)発表の2月29日までのコーン週間純輸出成約高は110万
9600トンで前週の124万7300トンを下回ったが100万トン台を維持。今年
度の累計純輸出成約高は3922万7400トンで前年同期の3064万9000トン
を約28%上回っている。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。
<ブラジル産地>
産地中部では降雨が発生。この雨は来週にかけて広い範囲で続く見通し。この雨は
発芽しているサフリーニャコーンにとっての慈雨となる。一方の産地南部でも活発な低
気圧の影響で降雨が続いている。この数日は雨がちな天気が続くことで土壌水分が回
復。南部でも作付済みのサフリーニャコーンに良好な生育環境になっている。
<アルゼンチン産地>
複数の前線の影響で全国的に来週にかけて降雨が続く見通し。特に北部では来週には
まとまった雨量を伴う降雨になるだろう。この雨はほとんどの地域にとって慈雨なる
が、一部では降雨過剰となる地域も発生。ただ、全体的にコーン、大豆にとって良好な
生育環境が続いている。
シカゴ小麦は期近が小幅続落。ドル安傾向が強まったものの、黒海地域など主要産地
からの供給増加が米国の輸出を圧迫するとの懸念が重石となり売り優勢で運ばれた。中
心限月の期近5月限は前日比2.50セント安の528.50セントで終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
発達した低気圧の影響で8日にかけて広い範囲で散発的な降雨または雷雨になるだろ
う。ハイプレーンズを中心に一部では降雪となるだろう。また、来週半ばから後半にか
けて新たな前線が到来する見通し。これにより土壌水分が回復し、小麦の生育環境が改
善されるだろう。
今日の材料
・ブラジル産地中部では広い範囲で散発的な降雨が発生。
・ブラジル産地南部では前線の影響で降雨が発生。
・アルゼンチン産地では来週まで雨がちな天気が続く。
・2月29日までのコーン週間純輸出成約高は110万9600トンで前週の124万
7300トンを下回る。
MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。