●レビュー金、FOMC後に急伸地合を形成=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 19日のニューヨーク金先物相場は、前日比4.60ドル安の2159.70ドル。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、持高調整が中心の展開になった。積極的
な売買は見送られている。米長短金利の上昇は一服したが、大きな値動きは見せていな
い。ドルも対ユーロでは総じて横ばいだった。FOMCで今後の米金融政策見通しに関
する情報を得たいとのムードが支配的になっており、事前に積極的に売買を仕掛ける必
要性は認められなかった。
 20日のニューヨーク金先物相場は、前日比1.30ドル高の2161.00ドル。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を控えて持高調整に終始した。そのFO
MCでは政策金利の修正は見送られ、明確な政策ガイダンスが示されることもなかっ
た。ただし、当局者が昨年12月と同様に年3回の利下げ見通しを示したことで、米長
短金利低下・ドル安から金相場は急伸した。引け後には2200ドル台に乗せている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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