前週は持高調整が中心の展開になった。28日に米農務省(USDA)の作付意向面 積発表を控えて、明確な方向性を打ち出せなかった。トウモロコシ相場は調整売りが膨 らんでいたが、作付意向面積が市場予想を下回ると買い優勢の展開に転じ、結果的に方 向性が定まっていない。大豆相場は1200セント水準で売買が交錯する展開が繰り返 された。作付意向面積は概ね市場コンセンサス通りの結果になった。 今週も底固い展開が想定される。4月に入ったことで、徐々にマーケットの関心は米 国の作付け環境に移行することになる。現時点では著しい乾燥傾向などが報告されてい る訳ではないが、産地天候に敏感な地合になり、ショートカバーが膨らみやすい。本格 的な上昇打診には、作付けの遅れをもたらすような動きが必要だが、売りポジションを 拡大していくことが難しい時期になろう。ブラジルでやや天候不順が報告されているこ ともポジティブ。 予想レンジは、トウモロコシが430〜460セント、大豆が1170〜1230セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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