石油午前=下落、先週末に急伸した反動で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は下落。先週末の国内市場が引けにかけて急伸した反動で売りが優勢と
なっている。先週末はCMEの時間外取引が障害発生のため一時停止し、値が荒れた。
週明けの円相場が1ドル=155円半ばで円高・ドル安推移していることも重し。た
だ、時間外取引でニューヨーク原油が堅調であることは下支え要因。黒海やトルコ沖、
セネガル沖でロシアの石油を運ぶ影の船団(シャドーフリート)が攻撃を受けたと報道
されているほか、黒海ではカスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)の係留施
設に損傷が発生している。
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は6万1800円まで急速に戻す場面はあ
ったが、マイナス圏での推移は変わらず。4ケタ超の下げ幅で推移している。
 午前11時04分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1460〜500円安。
 午前11時04分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1096枚。
【マドゥロ大統領がトランプ米大統領と電話会談】
 トランプ米大統領とベネズエラのマドゥロ大統領が電話会談を行った。トランプ米大
統領が明らかにしたが、内容は不明。米国はベネズエラの麻薬犯罪組織「カルテル・
デ・ロス・ソレス」をテロ組織に指定し、マドゥロ政権がこの運営に関わっているとし
てベネズエラ攻撃を画策しているため、緊張感が高まっている。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.76ドル高の59.31ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは58.83〜59.61ドル。
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