●週間見通しゴム、下げ一服後の修正高=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は急落地合が一服し、押し目買いが膨らんだ。産地相場の上げ一服を受けて消費
地相場も値下がりしていた。しかし、その値下がりを受けて産地集荷量が落ち込みを見
せる中、押し目買いが入った。上海ゴム相場も下げ一服となっている。産地市場の動向
は依然として不安定だが、価格上昇を受けての集荷増が一服したことで、産地主導の値
崩れに関しても一服感が広がった。自律反発的な動きが優勢になった。
 今週は底固い展開になろう。産地集荷量が落ち着きを見せ、下値不安は後退してい
る。320円水準がボトム圏として確認されている。4月は減産期のピークを迎えるこ
ともあり、底固さが維持されやすい。産地相場と産地集荷量のバランスをどのように取
るのかが問われるが、320〜360円のレンジで下げ一服後の修正高を打診しよう。
ただし、週後半は中国が連休に入るため、大きく仕掛けづらくなる。
 予想レンジは320〜345円。
(マーケットエッジ・小菅 努)


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