[今夜の視点]シカゴ大豆=作付け遅れ懸念が後退

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。7月限は1210セント台半ばまで軟化している。引
け後に発表された作付進捗率は35%(前週25%、前年45%、平年34%)、発芽
は16%(前週9%、前年17%、平年10%)となり、作付けは進展の早かった前年
比では大きく遅れていたが、平年はやや上回っていた。ひとまず作付け遅れ懸念が後退
しており、アジアの時間帯の上値が重くなっている。いずれにせよ、引き続き米国産地
の天気が注目され、米国の時間帯の値動きを見てみたい。

 前日のシカゴ大豆は続伸。週間輸出検証高は40万トン台と引き続き低調だったが、
引け後の発表での作付け遅れ懸念や大豆油高に支援された。

 7月限は1228.25セントまで上伸した後、引けは1219.50セントと小幅
高にとどまり、1220セント台を割り込んだ。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 15:00 消費者物価指数 2024年4月確報(連邦統計庁)
【経済】 18:00 景況感指数 2024年5月(ZEW)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 雇用統計 2024年4月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 生産者物価指数 2024年4月(労働省)
【工業】 5/15 05:30 週間石油統計(API)
【納会】 コーン・大豆・大豆ミール・大豆油・小麦 2024年5月限(CBOT)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 卸売売上高 2024年3月(カナダ統計局)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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