[今夜の視点]シカゴ大豆=7月限は12ドル台割れで下値不安拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は下落。7月限は12ドルの節目を割り込み、1190セント
台前半まで下落している。チャート悪化でテクニカル面からの売り圧力が強まってお
り、今夜は上値重く推移しそうだ。
 今夜は引き続き米国産地の天気、場中に発表される週間輸出検証高、引け後の生育進
度に注目したい。また作柄も今週から発表が開始される可能性もあるので注目したい。

 31日のシカゴは続落。週間輸出成約高が33万トン台と引き続き低水準となるな
か、米国産地西部の降雨も作付け遅れより生育に適した天気の見方が優勢となり上値が
重くなった。一時的なドル安による原油の戻りも短命に終わったことで、シカゴ穀物全
体の弱気セントメントを変えるこはできなかった、
 7月限は1202.75セントまで下落した後、引けも1205.00セントとあま
り戻さなかった。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 17:00 製造業購買担当者景況指数 2024年5月確報(Markit)
◆ アメリカ ◆
【経済】 23:00 建設支出 2024年4月(商務省)
【経済】 23:00 製造業景況指数 2024年5月(ISM)
【経済】 新車販売台数 2024年5月(Autodata)
【農産】 6/4 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】 6/4 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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